こんばんは。
靴はかかとの外側からすり減っていくタイプの人間の櫂(kai)です。
今日は私が現在実践をしながら、ひしひしと感じていることについて書かせていただきます。
1日は24時間です。
誰もが理解していることですよね。
世の中には1代で富を築く人とそうでない人がいます。
これも誰もが理解されていることかと思います。
生まれた環境や生まれながらの財力的なことは一旦抜きとして
スタートが全く同じ環境であっても
それでも人には貧富の差が出てしまいます。
平等に24時間与えられているにも関わらず差が出るのです。
なぜ差が出てしまうのでしょうか。
最初にはっきりさせておきますが
「努力は必ず報われる」
これは間違いです。
努力してもどうにもならないことは山ほどあります。
ただこの言葉
「努力」だけを切り取って表現しているがために受け取り方も変わってきてしまっていると思っていて
実はこの文章の前になくてはならない言葉が抜けてしまっている、と私は考えています。
では本来はどういった文章になるのでしょうか。
私が考える本来の文章は
「【方向性が合った】努力は必ず報われる」
です。
むやみやたらにただ「頑張る」「努力」したところで
方向が間違っている船が目的地に到着するはずもありませんよね。
コロンブスのように偶然の大発見があればそれはそれで運が良いということにはなりますが。
私はこの自分が取るべき方向性に気づくまで14年間もの時間を要してしまいました。
その間、何度も何度も本当に苦しい失敗を積み重ねながら気づいた結論なわけではありますが
わがままを言って良いのであれば
もう少し早い段階で気づきたかったなというのが本音です。
今はこの方向性のおかげで
8年後までの明確な道筋と日々の行動への実感を得ることができるようになってきていて
焦りの多かった1年前とは比べ物にならないほどの自信と勇気と行動力に繋がってきていることを実感しています。
私のお話ではありますが、参考までに何をどう方向性が定まったのかと言うと
まず1番は「営業方法」が間違っていたということ。
自分の間違った「営業方法」を変えたことにより
今までの壁が立ちはだかっているような感覚の営業から
まるで広場に躍り出たかのような、そんな感覚の営業にガラッと変わったということです。
真新しいことをしたわけではありません。
行動する場所や順序を変えただけ。
要は「今までに行っていた行動を全て精査し直して順序を入れ替えただけ。」なんです。
私はまず、自分の行動を1つ1つ小分けに書いてみました。
本当に細かく自分の今までの行動を振り分けて
パズルのように入れ替えたり1つの行動を取り払ってみたりたまには付け加えてみたり。
様々な行動パターンを作ってみていくつもいくつも試してみたところ、なんとびっくり。
あるところで今まで取っていた行動のパーツ自体は同じでも
全体の行動パターンが変われば今ある事業たちにぴったりの行動パターンがある
ということに気がついたのです。
こういうのを「目から鱗」っていうのでしょうね、びっくりしました。
本当に何も変えてないのです。
ただ入れ替えた、ただ取り払った、ただ付け加えてみた、だけなのです。
「努力の方向性って頑張る度合いとか今やっていること以外の部分なんだろうな。」と思っていた私ですが
それを機にまるっきり考え方(方向性)が違ったんだな、と考えるようになりました。
ですので私にとって、今まである程度まで伸ばせてこれた事業というのは
「偶然」その方向性に合致できていただけで
本来の「方向性」を掴みきれていなかったが故に
思い描く規模に手が届いていなかったのだろうなと
14年経って改めて気づくことになったわけです。
そして今、まだ実践中の身ではあるので「絶対に」ということは言い切れませんが
実感としてあるのは、その方向性さえ見つけてしまえば
後はエスカレーター式にぐんぐん昇っていくということ。
驚くほどに頭がすっきりして将来展望がしやすくなり、心にも余裕が持てるようになるということです。
ただ気をつけていただきたいのは
エスカレータ式とはいえ、ぼーっとしているだけでは止まってしまうものなので
・その方向性のパターンの継続、繰り返し
・起こった良くないことへの検証、改善
・きめ細やかなアフターフォロー
この3つを心がけて継続していけば
エスカレーターは止まらずに動き続けてくれるものだと実感しています。
「努力してるのに報われないな。」とか
「こんなに頑張っているのにどうしてうまくいかないんだ。」
と、今思われているそこのあなた様。
ぜひ今一度、あなたが実行している行動を箇条書きに細分化して書き連ねてみてください。
そしてそのパーツを入れ替えたり一部だけパーツを取り払ってみたり
たまにはちょっとした新しいパーツも付け加えてみてください。
きっと何かしらいくつかの違う方向性が見えてくるかと思います。
ただし、最後に最重要注意事項です。
今努力している、頑張っていることをそもそも最低でも3年間以上継続できていない方。
申し訳ございませんが、それは「報われない」のではなくそもそも「継続する力がない」だけです。
そのような方は「方向性」を考える前にぜひ「継続する力」を付ける努力をなさってください。
まずはそこからかと思いますので。
以上、今日は努力の方向性がわかれば、後はエスカレーター式について書かせていただきました。
この記事がご参考になる方がいらっしゃれば誉れです。
それでは、また次の記事でお会いしましょう。