振り返って初めて気づくもの | 櫂(kai)の知ること綴り帳

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私がやっている事業や趣味について綴っています。
事業は主に広告代理店、ライブ配信代理店、芸能案件キャスティング、映像・動画制作、音楽制作プロデュース、コミュニティサイト運営、グッズ制作販売、PRコンサルティングです。

こんにちは。

 

まずは本日でこの毎日ブログも1か月31投稿に到達しました。

これもひとえに読んでくださる方がいるということが実感できるからできたことです。

改めまして、深く御礼申し上げます。

 

これからも私がこれまでに学んできた知識や知恵

実際に運営している事業に対しての考え方やご案内

そして、個人的な趣味や好きなことを書き連ねてまいりますので

このブログを通じて私自身、また私が運営する事業のサービスについて

より深く知っていただけますと幸いです。

引き続きよろしくお願い申し上げます。

 

また今日は夜にエンタテインメント事業者専用の懇親会に出席するため

早めのブログ更新となります。

 

ブログを始めてちょうど1か月が経過したこともあり

今日は「振り返る」というワードを使って1つお話をさせていただきたいと思います。

 

「成功」と一言に言っても人によって千差万別。

到達点がそれぞれに違うものです。

 

多くの成功者と言われる方々からよく耳にする言葉で

「夜明け前が一番暗いもの。事業も人生も良くなる前が一番暗い」

と言われています。

 

「成功」と感じるまでの道のりは非常に険しく

何も変化していないような感覚の中、日々を信じて突き進むものです。

そんな中、一番暗い期間に突入する。

耐えがたい苦痛なのは想像しただけでもわかりそうなものですよね。

 

いったいいつからが「成功」なのか。

自分が求めている到達点に達しているのかいないのか。

本当によくわからない状態になってしまいがちです。

 

キングコングの西野さんが、これも非常にわかりやすい言葉で表現されていたのでご紹介します。

「時計には長針と短針がある。どの時間にも長針と短針が交わる点があるが、唯一11時台だけ長針と短針は交わらない。12時は鐘が鳴る時間。成功の鐘が鳴り響く時間の前は、何とも交わりあうことが無く実感や手ごたえが無いものだ。」

 

これはわかりやすい例えだなと感心しました。

たしかに時計って11時台だけは長針と短針が交わりあわないんですよね。

次に交わりあうのは12時になった瞬間。

先述した「夜明け前が一番暗いもの」と言葉は違えど似ていますよね。

 

私は過去に自分が一旦目標としていた数値に辿り着いたことがあります。

あくまで最終到達点ではありません。細分化された目標に過ぎない1つの点です。

それでもその点を1つの「成功」と捉えた場合

その時のことを振り返って考えてみると

たしかにその到達点に到達する直前まではまったくと言っていいほど手ごたえや実感はありませんでした。

 

まるで何も進んでいないかのような

本当に突然というか青天の霹靂というか

ある日を境にいきなり高回転しだしたような、そんな感覚を覚えています。

 

それともう1つ思い出したことがあります。

その到達点に辿り着くまでの間、私自身、後ろを振り返ったことが一度もなかったように思うのです。

ある日を境に突然自分が思い描いていた数値や活動になり始めて

びっくりして後ろを振り返ってみたら

あっという間に高い位置まで登っていたようなそんな感覚。

 

私その時なのですが、その辿った道を改めてじっくり見返してみたんですね。

そこで驚いたのは、自分が辿ってきた道をじっくり見ればじっくり見るほど

「意外と一つ一つしっかりやってきてたんだな。」と思えるような行動を取ってきていたんです。

そこで初めて気がついたんですよね。

 

あの時にこうしていなかったら今ここにはいなかった。

あの時に失敗していなかったらこうは考えていなかった。

そんなことが無数に思い起こされたわけです。

 

今思い返しても1つの言葉として表現するなら

「成功」ってその場所に立ってみて初めて気がつくもの、なんじゃないかと思います。

 

だから到達点にまだ達していないときに

「一旦戻ったほうが良いんじゃないか」とか

「この道は間違いかもしれないから引き返してみよう」とか

そんなことを思っていたらおそらくどこにも到達しないのではないかと思うのです。

 

向かうときはただひたむきにがむしゃらに。

間違いでも失敗でも草木をかき分けて進み続けて

到達したときに初めて振り返る。

私の経験上ではありますが「成功」ってそれの積み重ねのような気がしています。

 

暗くたって苦しくったって誰も見てくれていない気分になったって

私たち起業者や事業主は歩いたり走ったりを繰り返しながら

到達点までは後ろを振り返ることなく進み続けることしかないのだろうと

そんな風に強く感じるわけです。

 

ここに立ってみないとわからない苦しみや悲しみや怒りはありますよね。

痛いほどわかります。

ただ私たちは常に「挑戦者」ですから

自分にもそれを言い聞かせながら

この先も思い描く到達点に辿り着くまで

ただひたむきにがむしゃらに進み続けなければならないなと

改めて感じている毎日更新1か月目の櫂(kai)でした。

 

以上、今日は振り返って初めて気づくものについて書かせていただきました。

ご参考になる方がいらっしゃれば誉れです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。