モチベーションは上がるタイミングが決まっている | 櫂(kai)の知ること綴り帳

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私がやっている事業や趣味について綴っています。
事業は主に広告代理店、ライブ配信代理店、芸能案件キャスティング、映像・動画制作、音楽制作プロデュース、コミュニティサイト運営、グッズ制作販売、PRコンサルティングです。

こんにちは。

今日は明石昌夫さんへ。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

B’z初期のサウンドを形成されていた明石さん。

私たち初期からのファンはそのサウンドとベースに憧れたものです。

時間の流れを感じざるを得ないですが、これも人という生き物。

多くの感動をありがとうございました。

引き続き、明石さんが残された音を命尽きる時まで堪能したいと思います。

 

今日は追悼から始めさせていただきました。

この思い心に留めながら

今日も私の為せる業を進めていきたいと思います。

改めまして、いつも読んでいただき誠にありがとうございます、櫂(kai)です。

本題を始めさせていただきます。

 

「モチベーションが上がらない。」

こんな言葉をよく耳にしますよね。

最近では「自己肯定感」なんて言葉も良く使われています。

 

何かを始める時、モチベーションでやるかやらないかを決めてしまうのはもったいない限りです。

事前のモチベーションで物事を決めてしまう瞬間というのは誰にでもあることかとは思いますが

そもそもモチベーションは事前に上がるものではないんです。

 

「え?モチベーションって最初に上げたり上がったりするものじゃないの?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが

実はモチベーションにはモチベーションの上がる適切なタイミングというのが存在します。

ではそれはどのようなタイミングなのでしょう。

 

私が独自に数々の起業家の方や経営者の方のお言葉

それから私の意見も踏まえてすべてのご意見を集約し1つの言葉にまとめてみると

その答えは

「物事をスタートし、ある程度の成果が見込まれたのちに初めて自然と上がり始めるのがモチベーション。」

ということになります。

 

物事をスタートするとき、誰しもがもれなくどうなるかわからない将来に向けて動き始めるわけです。

勇気を持ってその1歩を踏み出すことはもちろんのことですが

モチベーション=やる気、が出ないから始められない、は

そもそも物事をスタートする気が無い理由付けにしかなりません。

綺麗に書きましたが、言葉を選ばず言うとそれは単なる「言い訳」になってしまいかねません。

 

私、実は「自己肯定感」という言葉もあまり好きではなくて

SNSなどの公開文章に「自己肯定感が下がって動けない」など書いている方を見受けますが

私はそういう文章を見ると

その方がその言葉を自発的に発してしまったことによって、どうしてもちょっと

その方自身がその言葉自体に引っ張られて

後ろ向きな感情に支配されてしまうのではないかと思ってしまうのです。

 

自己を肯定なんかしなくたって有難いことに私たちは常に呼吸ができて

身体や頭を動かすことだってできるわけで

中には満足に呼吸もできなければ

身体や頭を動かすことだってできない方もいらっしゃいます。

 

もちろん心の健康というのは人間にとって非常に大事なものではありますが

やはりそれを自ら言葉にしてしまえば

少なくともせっかくの前向きな気持ちさえも落としてしまうのではないかと

そんな風に感じてしまうのです。

ですので私は「自己肯定感」という言葉は一切口にしませんし使いません。

その言葉自体に引っ張られてしまうような気がしますので。

 

本題に戻りますが

「モチベーション」は先述した通り

「物事にある程度の成果が見込まれたときに自然と上がりだすもの」

です。

「じゃあそれまではどういう心持で進めばいいの?」

と思われる方もいらっしゃると思いますので

ここからは私の持論ですが実際に意識的にやっていることをお伝えします。

 

私が実際にやっていることは

「1日にやるべき事柄の100%は決めるが、その日に出す結果の100%は目指さない。」

ことです。

 

解説します。

モチベーションが上がらないと思ってしまうときにかなりの確率で表れている感情は「不安」です。

その「不安」の原因は、これもかなりの確率で

「うまくできるか」「恥ずかしくない程度にできるか」「願いの通りに進むか」

という「結果」に対する「不安」です。

 

そしてその「結果」に対してなぜ「不安」が生まれるのかというと

ほとんどの場合その物事に対して

「100%中、私は何%達成できるのか」

という大きなプレッシャーに迫られるからです。

 

では、私の場合はどうやってその大きなプレッシャーから逃れているのか。

ものすごく簡単な言葉で表現すると

「60%達成してりゃ後はまた何とかなるや、一先ずやらなきゃ何も進まないしね。」

という極めて楽観的にも見える言葉を心の中で何度も何度も繰り返しながら

物事に取り組むように努めています。

 

稀にLIVEに出演することもあるのですが

その本番でも上記と同じ感情で向き合っていますね。

MCなどの文言やセトリの流れはもちろんきっちりとリハーサルからやりますよ?

ただそれ以外は「ハプニングこそがLIVE」と思っているところがありますので

むしろ「60%」を目指してステージパフォーマンスを行っている気がします。

その気持ちが大きければ大きいほど

結果が意外にも最高のLIVEだったということもあったりしますからね。

 

やるべき事柄は100%遂行しても

その内容は行きつく結果が100%にさえなれば

鼻から100%じゃなくても良いということです。

そう思い込むことで気持ちも軽やかになりやすいですし

心に余裕ができる分、慌てたりテンパったりすることも減るでしょうから。

後々の質向上にも繋がっていくのではないでしょうか。

 

いかがでしたでしょうか。

今日は、モチベーションは上がるタイミングが決まっているについて書かせていただきました。

「ハプニングこそが人生」

なんて思ってみても面白いかもしれませんね。

 

以上、この記事がご参考になる方がいらっしゃれば誉れです。

それでは、また次の記事でお会いしましょう。