リスクとリターンの関係性と継続の必要性 | 櫂(kai)の知ること綴り帳

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こんにちは。

こどもの日に河川敷で息子の自転車練習を1時間ほどした櫂(kai)です。

 

リスクとリターンには明確な関係性があります。

日常生活やビジネスシーンにおいてのお話です。

ギャンブルはそれに該当しませんので含まないでください。

むしろギャンブルは所詮あぶく銭なので

趣味程度にやる分にはご自由にどうぞって感じですが

私はあまり好まないしおすすめしません。

 

さてリスクとリターンのお話ですが

とある経営の先輩にこんな言葉を投げかけられたことがあります。

「100万円稼ぎたければ100万円払え」

え?それじゃ利益無いからやる意味なくない?

むかーしむかしの私には到底理解できないことでした。

 

時を経て20年後の私。

長年の失敗経験や経営経験の中からようやくその言葉が意味するところが理解できます。

 

タイトルにも書いているようにリスクとリターンには明確な関係性があります。

またお得意の例を用いてお話をしていきますが

・Aさん 年間1億円を稼ぐ経営者

・Bさん 年間500万円を稼ぐサラリーマン

このお二人を基点お話していきましょう。

 

まずAさんの場合。

特段の焦げ付きの記録が無いことや会社の継続年数にもよるとは思いますが

ある一定の条件を満たしていればおそらく金融機関から現金1億円までは借りることができるでしょう。

そしてBさんの場合。

勤め先や個人の信用度にもよるとは思いますが

おそらく最低150万円までは金融機関から現金を借りることができるでしょう。

(今は総量規制がありますからね。昔なら500万円まで借りれたでしょう。)

 

逆から考えてみましょう。

Aさんは1億円のマイナスを作ることができて

Bさんは150万円のマイナスしか作ることができません。

会社を3年以上継続して運営している場合

毎年1,000万円の固定された年商があれば大体ではありますが1,000万円の融資を受けることができます。

例ではAさんは1億円の年商設定をしましたが

大体年商額の半分~年商額程度の融資を受けることができます。

しつこいようですが絶対じゃないですよ?

諸条件が満たされて審査が通ればの話です。

 

さて話を元に戻しましょう。

リスクとリターンの関係性のお話ですが、結論

「大きなリスクを負える者ほど大きなリターンを得ることができる。」

ということです。

1億円のマイナスを作れるから1億円必ずリターンがあるという単純なお話ではありませんが

持ち得るポテンシャルからすればハイリスクを負える人ほどハイリターンが望めるということです。

 

わかってるよ!ってなりませんか? 笑

そうなんです、皆さん実はその辺の仕組みはよく理解されているのです。

ではなぜハイリスクとハイリターンが比例することを知りながら

人は実行できないのでしょう。

 

答えは簡単、覚悟の無さと知識の乏しさからくる不安です。

大きなリターンを得ようとするならば必ず「失敗」と「己の精神」との戦いになります。

いつ何時リスクだけが残ってしまうような事態に見舞われるかわかりませんからね。

新型コロナウイルスの蔓延なんていうのはそれの最たるものです。

だから人はわかっていながらもローリスクローリターンに落ち着いていきますし

その不安を払拭するための学びを怠ってしまうわけです。

 

人間とは欲深いもので「もっと欲しいもっと欲しい」と思うものです。

ただその欲求を満たしたいのであればやはり

「失敗」するのは当たり前で「己の精神」に打ち勝ちながら

何よりも「継続」して挑戦し続けることをやらない限りは

もっと欲しいは手に入らないということです。

 

世界的企業である自動車メーカーの「HONDA」。

その創業者である本田宗一郎さんの言葉で

「成功は99%の失敗に支えられた1%だ」

という言葉があります。

 

私も「失敗することが怖い」と言ってチャレンジしない人を

この何十年の間に相当数見てきましたが

本田宗一郎さんの言葉から考えても本来の考え方は逆で

「失敗こそが当たり前、日常」であると。

失敗は特別なものではなく、失敗こそが生活の一部、日常なんだと捉えることができれば

何事にも今よりもっとハードルを下げて取り組むことができるのではないでしょうか。

 

そして何より大事なのは途中で投げ出さない「継続力」です。

何があっても投げ出さないんです。綺麗じゃなくても泥臭くても続けるんです。

そんな「覚悟」さえあれば何事もある一定の成果は望めるのではないでしょうか。

 

以上、リスクとリターンの関係性と継続の必要性について

失敗に対する考え方も交えながら書かせていただきました。

ご参考になれば誉れです。

 

さあGWも残り1日です。

春の終わりをぜひ楽しんでお過ごしください。