スマートリモコン(マウス) | 幸せの条件

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筋萎縮性側索硬化症(ALS)の妻と二人の子供(小学生)の事を綴ります。

以前の記事で介護ベッドに横になりながら、スマホを無線で操作するリングマウスの事を書いた。

このリングマウスはカーソルを操作する部分は非常に秀逸であるのだが、クリックボタンが少し硬く小さいので、なかなか妻には難しかったがなんとか使っていた。しかし今般、病気の進行のせいでとうとうこのクリックボタンが押せなくなった。

その為、ボタンを押し込まずともタッチ程度でクリックできるようなものを探していた。
色々探していたのだが、及第点となるものが見つかり、現状使用している。
それは、LitZERO2というマカロンのような形をしたスマートリモコン(Bluetoothマウス)である。


スマホの画面をタッチするような感覚でスマホの画面に触れずとも遠隔で操作ができる。
クリックもタップするだけなので、現状の妻の様にほとんど手に力が入らない状態でも使える。
夜寝るときはこのマウスをお腹に載せて、夜中目が冴えてしまったら、目の前に吊り下げてあるスマホを見ているようだ。

但し、カーソルの操作感でいえば、リングマウスのほうが数段上である。
そこで日中は右手にリングマウス(カーソル操作だけ)、左手の下に普通のPC用Bluetoothマウスを置き、PC用マウスのほうはカーソルの操作はできないように、読み取り部には紙を貼って動かないようにしてある。


つまりPCマウスはクリック専用として使用し、右手でカーソル操作(リングマウス)、左手で決定ボタン(PCマウス)として使用している。PCマウスはボタンも大きく、クリックにそこまで力を必要としないので、これが現状一番スマホを快適に使用できているようだ。