小2の娘 | 幸せの条件

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筋萎縮性側索硬化症(ALS)の妻と二人の子供(小学生)の事を綴ります。

今小2の娘。

1の頃は途中から登校拒否児となり、全カリキュラムの半分くらいしか授業を受ける事が出来なかった。


理由ははっきりとはわからないのだが、漠然とした不安からくる心の病のようだ。友達関係はそこそこうまくいっている。


今年から小2となり、4月の始業式から順調に登校し、最初は給食も食べており、心の病は完治しているかのように見えた。しかし、今年の6月初旬の給食中にまた不安に襲われ、急に教室で泣き出したとして、私は担任の先生に呼ばれた。


その日から先週までの約半年間、お昼の給食の時間には必ず娘を迎えに行かなければいけないという生活が始まった。当然、妻は動けないのですべて私の役割だ。


大半は在宅勤務によってしのいだが、場合によっては会社に出社してから、再度帰宅して娘を迎えにいくなど、精神的にも時間的にもきつく、相当無理なスケジュールをこなした。


その娘が今週の火曜日から給食を食べられるようになった。きっかけはどうしても私が迎えにいけない状況となった事を発端としている。

食べてみれば食べられるのに、直近では多少甘やかしてしまっていた部分もある。

しかし、初期のほうの娘の精神状態は、はたから見ても本当に病的だった為に、無理やり食べさせて、またパニックを起こす事が心配だとして、なかなかスパルタ的に食べろとは言えないで今に至っていた。


ようやく、この時がきたかとほっとしている。


娘からは頼れる父親として、心のよりどころにしてもらう事は本望なのだが、最近の私は妻の介護度の上昇とともに、心の疲弊度も急上昇している。

過去に決意した様々な決心も、毎日ぐらついている。


娘が給食を食べられるようになった事は、このようないつ崩壊してもおかしくないストレスMAX状態を少しは緩和してくれた。