針筋電図検査に代わるもの | 幸せの条件

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筋萎縮性側索硬化症(ALS)の妻と二人の子供(小学生)の事を綴ります。

ALSの確定診断に恐らく必須となっているであろう針筋電図検査、妻は確定診断までに3回行った。

「痛かったか?」と聞くと、「そりゃ痛いよ」と言いながらも笑っていた。


妻は痛みに強い人なのでこのような感じであるが、むしろ針筋電図検査の日は私の方がドキドキしてしまった。

私は注射の類が非常に苦手で、特に採血注射は嫌で嫌で仕方ない位だ。

これが治療の為の痛みなら仕方ないが、ただの診断手段に過ぎないものなのである意味「無駄な痛み」であり、痛みを伴わないものだったら良いのにと思っていた。


妻の最終確定診断となった大学病院での針筋電図検査は、インターンや研修医が大勢参加する中で行われた。針は不慣れな研修医が刺した為に時間もかかり、妻の体の負担(痛みに耐える事)が大きく、私は非常に嫌な思いだった。


そんな中、超音波検査でのALS診断のニュース記事を見つけた。

これが針筋電図検査に代わる確定診断基準となれば、患者及び医師の負担軽減になる為、ぜひ確立して欲しい。