6月にしては暑い日が多い気がします💦


あっっっという間に6月後半。

夏休みももうすぐ…お昼ご飯に悩まされシーズン到来です。みんなどうやって乗り切ってるんだろう。1人ご飯の気楽さ、あとひと月ほどです。

そうは言っても、子どもたちといられるのも残り少ないんだろうなぁと思うと、今を大切にしなきゃね。とも。


「ヴィレット』24章〜32章

下巻の前半部分。全体の4分の3読み終わりました〜。


”ドクター・ジョンと観劇に行った夜、劇場でちょっとしたボヤ騒ぎが起き、人混みの中で転んでしまった女性を助けたドクター・ジョンとルーシー。なんとその女性はかつてミセス・ブレトンの家で一緒に過ごしたポーリーナであり、連れの男性は父であった。


軽い怪我をしてしまったポーリーナの看病のためにルーシーとドクター・ジョン(グレアム)は彼女の元に通い、ミセス・ブレトンも再会を喜び、旧交をあたためる。


ポーリーナは少女の頃の気立を残しながら、素晴らしく美しい女性に成長していた。ミス・ファンショーの浅薄さに気付き、ドクター、ジョンは自分の愚かさを後悔する。少しずつ惹かれ合うドクター・ジョン(グレアム)とポーリーナをそばで見ているルーシー。


一方でルーシーとムッシュ・エマニュエルとの関係は少しずつ変わり始めていた。誰からみても地味で物静かなルーシーのことを、ムッシュ・エマニュエルは「あんたの本性は違っとる。胸には火が燃えとって、目には稲妻が潜んどるぞ!」と評する。

2人は度々小さな喧嘩をしては仲直りをし、少しずつお互いの真の姿に気がついていく。”



ハンサムだし親想いで優しいし、知識はあるし、完璧に見えるドクター・ジョン。でもどちらかというと、人間の表面的なところしか見えていないドクター・ジョンに比べて、ムッシュ・エマニュエルは人間を見抜く力があります。

ルーシーの中にある炎、独立心、本当に他人のことを思うことができる力をしっかり理解してくれてる。←これ、ほんとに素敵。


ムッシュ・エマニュエルはちっともハンサムじゃないし、短気だし、偉そうだし…でも寛大で、公平で、才能も豊か。

そんな彼とルーシーが次第にお互いがなくてはならない存在になっていく過程は、読んでいて楽しかったです。


2人とも美男美女でないのが、シャーロット・ブロンテだよね!⬇️



しかしどうやらかんた事は簡単に進まないみたい…続きます。

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