私はあまりブルックナーに興味を持ったことがありません。
ブルックナーはフルートの曲を作ってないし、どちらかというとフランスものが好きなので、ブルックナーに今まであまり興味を持てませんでした。
今年はブルックナー生誕200年のメモリアルイヤーです。
そんなわけで、ちょっとどんな人なのか調べてみようかなと思い、「人と作品シリーズ」の『ブルックナー』を読んでみました。
私はこの「人と作品シリーズ」が好きです。
その作曲家について知りたくなったら、まずこのシリーズを読んでみます。
ブルックナーがワーグナー派(というかワーグナーと親しい?)ということは知っていたので、性格もワーグナー的な感じなのか?と勝手に今まで思っていました。
ブルックナーって自信があるのか無いのかどっちなん、、、
心配性な面や、改訂を繰り返すところ、凄く権威を欲しがっているようにみえるような、、、
(自信が無いからこそ目に見える権威が欲しかったのでしょうか?🤔)
読んでみて、ブルックナーの人柄が凄く面白く感じました。
ブルックナーといえば交響曲のイメージも強いですが、宗教音楽も多いです。
宗教音楽をたくさん作ったのも納得の生い立ちで、やっぱりクラシック音楽はキリスト教と切り離して考えることはできないなと改めて思いました。