大阪のええもん3〜焼き海苔〜 | 専業主婦 鶴子の日記

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H30.春。結婚を期に、九州の大分県から、大阪へ引っ越してきました。令和元年、放送大学の学生になりました。女子大生(腐女子大生です)
日々の出来事や感じた事を書いていこうと思います。

こんにちは晴れ



前回前々回と、
こんぶ土居さんの焼き海苔について
書きました。



秀逸と言わしめる理由は…
海苔のパッケージ裏に実は答えがありますビックリマーク



「どうぞ皆さん購入して確かめて下さい!!
と本来は言いたいところですが、
(美味しい海苔を味わって頂きたいので)
皆さんに知っていただきたいことなので、
書こうと思います。



以下はパッケージ裏に書かれている
こんぶ土居さんによる文章です↓



[海苔の酸処理と海の環境]


 海苔の養殖は、遠浅で干満差の大きい海で行われてきました。海に支柱を立て、網を張り海苔を育てます。「支柱式」と呼ばれる方法で、潮が引くと海苔が海中から顔を出し日光や冷たい風に当たり乾燥します。これは干出(かんしゅつ)と呼ばれます。干出により海苔網に付着した雑海藻が除かれ、乾燥に強い海苔だけが残ることで病気になりにくく、良い良質の海苔を育てることができます。海藻の環境適応の違いを利用した、先人の素晴らしい知恵です。

 しかし支柱式に必要な遠浅で健全な海は少なくなってしまいました。近代化に伴い、干潟や浅場が埋め立てられたり、過度の富栄養化が進んだためです。そこで、昭和40年代に深所でも海苔の育成ができる「浮き流し式」が考案されました。「浮き流し式」により沖合まで養殖域が広がりましたが、本来の生育環境でないため「干出」が出来ず、雑藻被害や病害が多くなります。その対策として「酸処理」が行われるようになりました。養殖中の海苔網を海から引き上げ、酸性の液にしばらく漬けてから海中に戻す方法が一般的で、現在では、ほとんどの海苔養殖で取り入れられてらいます。「酸処理」は行政の指導のもとで行われてはいますが、使用する処理材の成分や使い方によっては食品としての安全性が懸念され、漁場環境の悪化につながります。また、見かけは黒々と美しい海苔ができますが、本来の味と香りは損なわれがちです。一方、支柱式では、干出中は成長しないため生産効率が落ちますが、海の環境に悪影響を及ぼすことはありませんし、何より海苔本来の美味しさを保つことができます。

 「無酸処理焼きのり」をお届けできるのは、美しい海が守られてきたからこそです。これからも「森・川・海」の連環と、健全で持続可能な漁場利用が、将来の美しい環境と豊かな食生活につながることを願っています。(パッケージ表面の版画は、生態系を表現しています。)

 こんぶ土居



どうです?
先人が積み上げて築いてきた知恵と文化と
海をはじめとする地球環境への
深い敬意と愛情とを感じませんか?



長くなりましたが、

私がこの海苔が秀逸だと考えるのは、
香り高いその味わいと、
消費者にとっての安全と地球環境に対して
深く配慮されている点です。



私はあまり使わない言葉ですが、
こんぶ土居さんの焼きのりは、
「秀逸」と言って言い過ぎることはない品だと
思っています。



こんぶ土居さんのHPを
覗かせてもらったことがありまして…



それを見て知ったのですが、
実は大阪市内にお店があったポーン
驚いたやら嬉しいやらで、
それ以来からほり商店街にある実店舗で
購入させてもらってます音譜



HP上で土居さんの商いについての姿勢や
社会貢献の仕方を拝見した時には、
「三方よし」という言葉は
こういうこと表す言葉なのだろうな〜!と、
言葉の意味について
妙に納得したことを覚えています。


手提げ袋もなかなか趣きがあって良いんですグッド!
東大寺のお坊さんに書いてもらったそう。
袋の底にも、
環境に対するこんぶ土居さんの姿勢が
見える文章が書かれているのですが…。
それは今回は秘密にしておきますデレデレフフフ



今後、これはと思えるような品に出会えたら
またご紹介しますブルー音符



さて、台風の動向が気になりますね…
皆さん準備と警戒をしてくださいビックリマーク
被害が出ませんよう祈ります。



それでは今日はこの辺で〜クローバー