こんにちは
UMIで心の勉強修行中の、かほ です。
今日は、不登校についての講演会に参加してきました。
概要&感想は、親の会のブログにも上げています
2部制になっていて、
後半では、通信制高校に通っている高校生と卒業生、卒業生のお母さんが、
ご自分の体験を語ってくださる座談会がありました。
質問のコーナーもあって、
不登校だった頃、どんなことを考えていたのか、どんなことがイヤだったのか、とか
飾らない言葉で話してくれていたのが、とっても印象的でした。
その中でね、こんな意見が出たんです。
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親が心配して、色々言ってくるのがイヤだった。
放っておいてほしい、と思った。
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少し、放っておかれていると感じていた。
もっと、話しを聞いて欲しかった。
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そう、おもいっきり対局する2つの意見です。
本人たちも、
「子どもにも色々なタイプがいて、その子に合った対応ってなかなか難しいと思うけど」
って言ってくれていました。
大人の立場も考えて、フォローできちゃうあたり、ホント素晴らしい・・
これ、不登校の対応の難しさを、よく表しているな~って思います。
子どものタイプもあるけれど、
「今は、放っておいて欲しい」
「今は、話しを聞いて欲しい」
って、一人の子でも、時によって、して欲しい対応が違うってこともあるだろうし。
放っておいた方がいいの? 話しを聞いてあげた方がいいの?
って、親としては、分からなくなりますよね。
それで、私が出した答えは、こうです。
親の方に、子どもを信頼する気持ちがあるなら、
どちらの対応でも大丈夫!
きっと、「放っておいて欲しい」と思った子の親御さんは、
「この子はこのままで大丈夫なのかな」という不安から、
色々言ってきていたんだと思う。
その場合、親の不安を解消したい、というコントロールの意識なので、
子どもは不快を感じることになります。
ここを、「子どもはどうなっても、最終的には大丈夫」と信頼できると、
余計なアドバイスを言う必要を感じなくなるはずだから。
一方の、「話しを聞いて欲しい」と感じた子の場合も。
親が子どもを信頼していて、
子どもの方も、親に対して何でも言えるっていう信頼があったら、
「ちょっと聞いて欲しい」と頼んだり、
聞いてもらえるような行動を取るようになるんじゃないかな。
・・・とまぁ、そんな風に思いました。
実際はね、そんなにうまくいくことばかりじゃないし、
ぶつかり合うからこそ、学び合えるのも親子、だとも思う。
今日お話ししてくれた高校生たちも、
そんな不満を感じながらも、自分の進む方向を見つけて、
今があるのだしね
親子で悩んで、失敗して、という経験も大切だけど、
結局のところ、
「親が、自分の心を整えて、子どもを信頼する」
ってところに集中するってことかー。
と、改めて立ち返った講演会でした
今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました