こんにちは
UMIで心の勉強修行中の、かほ です。
先日、テレビで
「令和の”当たり前”をアップデート!」っていう特集をしていて。
なんとなく見ていたら、『3歳児神話』が出てきました。
いわゆる、
「子どもが3歳になるまでは、母親が傍にいてあげるべき」
ってやつですけど。
それってもう絶滅した考えだと思っていたけど、
またあったんだ、と驚きました
3歳くらいの幼少期までに、親や保育者などの「誰か」から大切にされた体験が大切、という論文が、
高度経済成長期の日本で都合よく「3歳までは母親が傍にいるべき」と間違ったまま協調されたのが、この神話の正体だそうですよ。
でね、面白かったのが、
「逆・3歳児神話」的な意見もあって。
「3歳くらいまでは、母親の自分がじっくり傍で育てたいのに、
保育園に預けて女性も社会で活躍すべき、と言われて悩む」
というのが紹介されていたんですね。
どっちの意見になっても、悩むのかー。
って思って。
つまり、最初から、お母さんたちの間に、
不安の種があるってことかな、と思います。
私の子育て、これで合ってるのかな?
これを選択して、本当にいいのかな?
こんな風に、不安な気持ちを持っているから、
世間の常識と照らし合わせて、悩むってことが起きる。
私も、常に不安と隣り合わせで子育てしてきたので、
すごく共感できるのですが。
これって、やっぱり日本の「減点方式」の教育が一因なのではないかなー。
直すべき箇所はどこか?
間違ったところを復習して、できるようにする。
不得意な部分を、克服する。
こういう物の見方を、繰り返し繰り返し教えられてきたので、
常に改善点を探して、直そうとしてしまうのでは、と思う。
私は小学校時代、
何べん書いても、真っ赤に直される
習字の時間が大嫌いでした。
「自由に描いてみよう」
って言うからそうしたのに、
「ココを直そう」と指摘だけした美術の先生も嫌いでした。
だけど、大好きだったバイオリンのレッスンなら、
指導してもらった分だけ上手くなれたので、
教えてもらうことが楽しかった。
子どもは、自分から興味を持ったら、
ものすごい勢いで学ぶ力を持っています。
だから、子どもを引き上げようとする減点法より、
自分から上がってきたら与えてあげる、加点法が、私は好きだなー。
子育てしているお母さんたちにも、
不安を煽るんじゃなくて、安心を与えてあげる、
そんなサポートが広がっていけばいいな、と思います
今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました