みなさんこんばんは!


10月のはじめに慶北安東ツアーに行ってきました!ニコニコ
わたしにとっては大邱に行って以来、2度目の慶北旅行です。




普段の記者団のツアーとは違い、今回はパワーブロガーのオンニたちと一緒に行くツアーです。

日常的に取材をし、ブログを書いている方々なので知識がほんとうに豊富で、
行く先々で一つ一つ丁寧に説明してくださいました。

安東に行くのは何回目なのだろう…と尊敬します。


私ははじめての安東旅行なので、イメージは"安東ソジュ"や"安東チムタク"と
完全に食べ物に関心が向いていましたが(笑)、
安東といえば韓国で最も多くの有形・無形文化財を持つ都市で
様々な伝統文化が残っていることから
「韓国精神文化の首都」とも呼ばれているのだそうです。

お面(탈)をかぶって踊る伝統的な芸能(タルチュム)のお祭りが毎年開かれることでも有名です。




ということで今回は安東国際タルチュムフェスティバルの模様をご紹介したいと思います!!

タルチュムとは日本語でいうと"能"のような舞踊と劇の融合した伝統芸能で、安東地域に伝わるものです。

お面を見てみて、中学生の頃に見た「王の男」という映画に登場する踊りを思いだしました。




映画の作中の二人は暴君として知られる当時の王様、燕山君をおもしろおかしく風刺したことから死罪に処されそうになります。
タルチュムの原型は、身分の低い層が指導者層への不満を"風刺"によって風化・または表現しようとする文化にあると言えます。

そのため高貴な人々の風流な文化とは大きく違い、自由な表現、上品であることにこだわらない部分が特徴で、
ストーリーも結構過激だったりするんです。


私たちが実際に見たお芝居は、男女の三角関係から殺人事件の密閉にまで発展するというなんとも刺激的なストーリー展開でした。

踊りも独特でおもしろいのですが、真似しようとしてもなかなかできません。

きっと何年も何十年も経験を積んだ役者さんたちが演じているんだなぁという印象をうけました。
 





衣装が素敵です。

しぐさひとつひとつが凝っていて目が離せません。






(気に入った女の子を口説くためにネックレスをプレゼントするシーン)



ソウル大にもタルチュム・プンムル(伝統楽器)のサークルがあり、
伝統文化を大切にする人々が年齢を問わずとても多いことがわかります。


フェスティバルの開幕式ではk-popの音楽に合わせてタルチュムを踊る伝統+現代文化のフュージョンも見られました。

若い人の関心を引きやすい工夫もしっかり施されていた印象でした。


また、伝統文化を海外の人々の目に届くようにうまく発信しているのが韓国の強みだなぁと感じます。



わたしはお土産にこんなかわいいお面を作りました!
安東観光中に身につけている人もたくさんいましたよ爆笑




そして夕食は安東チムタク!!

ソウルで食べたものとは味が少しちがっていて、かなりあっさりしていました。
タンミョン(春雨)がおいしいせいか、量が少ないよ~と店員さんにぼやく人もいました。笑





(値段もお手頃です)


(お店のなかにハフェタル(お面)を発見)


安東ソジュも注文し、
メンバー同士で乾杯🍻



度数は21度。
(38度もあるんですよ)
ふつうのソジュと比べると、日本酒に近い味がすると言う人が多かったです。

タルチュムフェスティバルは毎年10月にひらかれます。
また、ユネスコ世界文化遺産に登録された安東河回村(ハフェマウル)や安東ソジュ博物館など見所満載です。







(瓶のデザインが素敵な安東ソジュ)



慶北に行かれる際には安東に足を運んでみてくださいね!



お読みいただきありがとうございました!


<情報>
安東河回村(ハフェマウル)
慶尚北道 安東市 豊川面 河回里 749-1
(경상북도 안동시 풍천면 하회리 749-1)


安東国際タルチュムフェスティバル
電話番号054-841-6397~98
営業時間9:00~21:00頃
休業日 期間中はなし
日本語可(通訳ボランティア常駐)
ホームページ   www.maskdance.com(日本語あり)




<リンク>
【かほのソウル大留学ブログ】
http://ameblo.jp/kaho-okadaa/

【インスタグラム】
http://instagram.com/okada.kaho



【韓国観光公社 在韓日本人ネットワーク】

韓国観光公社在韓日本人ネットワークのブログ:http://ameblo.jp/ktojapannetwork/