私鉄時刻表研究、また一つ寂しい情報をお伝えしなければなりません・・・
京急では、3月27日にダイヤ改正が行われますが、16日頃からダイヤ改正の特設サイトが開設されました。
特設サイトはコチラ
このサイトで、京急線の全線時刻表がPDF形式でダウンロードが出来るようになりました。
この時刻表は、今まで冊子で発行されたものと体裁は同じであり、駅名改称の対応や、停車駅案内も新しいバージョンが掲載されております。
しかし、残念ながら
なお、駅・書店での冊子時刻表の発売はいたしませんのでご了承ください。
という発表もありました(T-T)
京急も冊子時刻表の発行から撤退し、電子化へと舵を切ることとなりました・・・
また、どんなに小さな時刻変更等(一部例外アリ)でも時刻表を発行してきた京成も、ダイヤ変更8日前となった19日現在、時刻表が発売されるというアナウンスはありません(前回のダイヤ改正時は、ダイヤ改正のニュースリリースに時刻表の発売も同時にアナウンスされていました)。
東急線電車時刻表発売開始の記事において、私鉄時刻表の「終わりの始まり」という表現をさせていただきましたが、西武・東急・京急(京成も濃厚?)の冊子時刻表発行からの撤退により、私鉄時刻表というジャンルの終焉を迎える時期が確実に迫っている印象を覚えてなりません(>_<)
また、JRがらみですが、今日発売のJTB時刻表2021年4月号にトートバッグが付録として付けられました。これはもはや時刻表単体だけでは収益を上げられなくなってしまっている状況であると思われ、私鉄時刻表はおろか、時刻表という媒体全体が危機的状況に陥っている気がしてなりません・・・
最後に、時刻表の編集が協和企画から弘済出版社(現:交通新聞社)に切り替わった、2000年に2000形が表紙となった粋な京急時刻表2000年7月22日(土)ダイヤ改正号の表紙を掲載して、本日はお別れです(。・_・)ノ
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(スマートフォンでは文字化けする可能性があります、御了承ください)