6月24(月)、今年度2回目の天の香具山を愛する会の清掃活動がありました。
今は農家さんの田んぼの作業が忙しい時期です。
ということで、今回の参加者は少なめでしたが、いつもと同じように天香具山山頂へ向かって登山道やお社などの整美をする班と、天香具山の車道周辺のゴミ拾いをする2班に分かれて活動を実施しました
梅雨時でお天気も心配されましたが、雨にも降られずに作業できました。
天の香具山の神様のおかげでしょうか
私はいつも通り車道の清掃へ。
毎回、お弁当や空き缶のポイ捨てなどが目立ちますが、今回も同じようなゴミが特に側溝に溜まっていました。
同じ人が捨てているのかなぁ…。
捨てたゴミは消えてなくなるのではなく、それを拾う人達がいるということを分かって欲しいと思います。
汚れは穢(けが)れにつながるということで、平安時代には清掃する方々がいたということですよ。
また、車道に組んであるブロック3個が散乱しているのに気付きました。
大雨で落ちてきたのだと思います。
危険なので、地元からと会員の市議さんからも橿原市に状況を伝えてもらうことになりました。
こちらは車道沿いで見つけた虫さん。
結構大きくて、クワガタかと思ったのですが、クワガタカミキリだったようです。
こちらが今回拾ったゴミ。
約1時間の清掃活動が終わった後、天香山神社境内にある天香庵で宮司さんによる講話がありました。
今回は、水無月の梅雨時ということで、香久山校区にある水に関係のあるお社に関するお話を頂戴いたしました。
木之本町にある畝尾都多本神社の泣沢女神(なきさわめのかみ)、
天の香具山山頂の國常立神社の境内社、高龗神(たかおかみのかみ)、
この祭神が水に関係があります。
高龗は闇龗(くらおかみ)と共に水を司どる竜神であり、
その竜神を天の香具山にある蛇つなぎ石で繋いでいたという伝説もあるようですよ。
泣沢女神は伊奘諾尊(いざなぎのみこと)が伊奘冉尊(いざなみのみこと)の死をなげきかなしんで流した涙から生まれたとされます。
その後懇談で、天の香具山周辺のトイレなどの整備を進めて欲しいというような話も出ました。
次回は9月に清掃活動をする予定です。