コント「男性ブランコ」の「哀愁食堂」 | 2丁目食堂トレドへようこそ!

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1972年創業以来「家で待つ母の気持ち、妻の心」をモットーにやってまいりました。加工品など一切使用せず、一から全て手作りでお出ししております。

どうぞごゆっくりとおくつろぎ下さい。

 7日木曜日、Tbs の「ラビット」の9時から放映されます。「2丁目食堂トレド」に食堂が入っているので、制作会社の目に。男性ブランコの平井さん、浦井さんがトルコライスをネタにコントをなさっています。自分たちはカウンターの下に隠れて見ることができませんでした。出来上がりが楽しみです。

 スタッフから自分たち夫婦の昔からの写真の提供、どういう経緯でトレドを開店したのか?打診されます。その度に、60年前からの記憶が蘇ってきます。家内が朝8時、車で幼い子どもたちを保育園に、それからの開店。当時はコンビニや吉野家などがない時代。トレドはそれなりに忙しかったのです。隣の理科大生に助けてもらいました。携帯はなく、教授たちの研究室、将棋、放送研究会、落語研究会、少林寺、ダンスなどの学生たちの連絡場所でもありました。麻雀のメンバーが足り無い時、自分はトレドを開けます。家内は快く承諾してくれました。そんな元学生たちが今のトレドに、嬉しそうに来てくれます。彼らが口を揃えて言うのは

 「あんなきれいな人、マスターどうして、騙したの?それがみんなの疑問。」

 そうです。あの頃の家内、学生たちのきれいで優しいお姉さん的の存在だったのです。これからも家内を大事にしていきます。

 正直、コント「男性ブランコ」は存じておりませんでした。コンビ名の由来を聞いたら・・・男二人、夜の公園、男性ブランコ・・・なにやら男の決意と哀愁を感じる。半分は自分の想像ですが。でもトレドは自分たちにはつきがありませんが、トレドに関わった人たちには大きなつきがやってきます。

 収録が終わって、平井さんだけ、慌ただしく次の現場に。家内とのインタビュウの最中、電話が

「トレドさん、今日はありがとうございました。急いでいたので、挨拶もせずに申し訳ありませんでした。」