テレビを壁掛けにしないメリット!リビングの2つの壁どちらにTVボードを置くべき?家具の配置換え | 家具なび~家具の使い方を提案するブログ~ 名古屋・インテリアショップBIGJOYが独自のアイデアで家具の配置術などを提案

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家具なびで住宅探訪しませんか?インテリアショップBIGJOY 「家具から始まる家づくり」をコンセプトとしたオリジナル家具・オーダー家具を提案するインテリアショップ。 コーディネート事例はBIGJOY独自の家具の配置術など家づくりに役立つ情報を発信してます

今日のコーディネートは

こちらの2枚の写真から

 

 

今回のブログは家具の配置換えを提案した

コーディネート事例をご紹介します!

 

今回は2階がリビングダイニング空間で

特徴的な間取りでした!

 

何が特徴的かというと・・・

2階の南面にバルコニーがないように

みえる住宅なんです!

なんとリビングの南面には大きな壁が

あるんです!

(実際南面にバルコニーは設置されておりますが、ダイニングスペース横

に設けられており、バルコニーの壁は高くトップライトのように天井部分が

オープンとなった作りとなっております。写真がなく申し訳ございません)

 

 

さらに3階建てではなく2階建てという

こともあり、天井は高天井!

南面には縦長の2枚の窓のみで

東面と北面の窓からあかりが入り込む

リビングでした!

 

家具屋的に申し上げると

南面に壁を設けて頂くのは“あり”です

南から直射日光が差し込むため

日中は結果的にカーテンを閉めたり

してしまいがち・・・

かえって北側に大きな窓を設けることで

直射日光は入り込まず、

室内が明るくなるという考え方は

とてもいいのではないでしょうか?

“のこぎり屋根”の工場もそんな

考え方が用いられていると聞いたことが

あります!

 

さて、そんなリビング空間ですが

今回は東面の大きな壁と

南面にグラビオエッジが貼られた装飾の壁

の2面あり、そのどちらにも

テレビのマルチメディアコンセントが

設置されているため

どちらにもテレビボードを置くことができます!

 

皆さんならばどちらに置きますか?

 

 

BIGJOYは当初、東面の壁に

テレビを設置するつもりで家具をチョイス

しました。

その理由は、南面にテレビを設置すると

ダイニングからテレビが

見え難いのではないかと考えたのと

窓が高い位置に取り付けてあり

広い壁があり大きなテレビボードを

設置できると考えたからです!

 

反対に南面の壁には縦長の窓がフロア近く

までとりつけてあり、また先ほども少し

話ましたがリビングの北側にバルコニーが

設置されていることもあり

リビングからバルコニーの出入りを考えると

ソファの設置の仕方を工夫する必要が

あると考えたからです。

 

 

上の写真のようにソファを2つに分けて

ソファの間の通路からバルコニーへ

出れるようにしなければならないと

考えたからです!

 

とはいえ、現場でテレビを東面に設置した

家具の配置と南面い設置した家具の配置

の2パターンを実際に配置してみました。

 

まずご紹介するのが

テレビボードを東面に配置した場合です!

 

 

今回提案したテレビボードは

幅150㎝の格子デザインのテレビボードを

2本並べて3m、300㎝の大きな

テレビボードを設置しました!

3m50㎝ほどの広い壁面を活かせるよう

大きなテレビボードとしました。

 

このテレビボードは

左右対称のつくりとなっており

このようにテレビボードを2本つなげても

引き出しとAV機器の収納扉の縦線が

左右対称となるよう配慮しております。

(BIGJOYオリジナル仕様)

 

この家具の配置とすると・・・

 

 

ダイニングからテレビが見やすいという

のがメリットではないでしょうか?

また、北側のバルコニーへの動線も

邪魔するものがないというのも

メリットです!

 

さらに・・・ソファの使い方にも

注目したいのです!

今回のリビングはダイニングより

バルコニー分広いため

L字の壁に沿ってソファを並べると…

 

 

こんな感じとなります。

グレー色のオットマンの横には

グラビオエッジの壁があり

ブラック色のオットマンの横にも

バルコニー側の白い壁があるため

その壁も活かして

ソファを使用することができます!

 

このところ多く提案してますが

“壁もソファの一部?!”という考え方で

ソファを配置してます!

 

どういうことかというと・・・

 

 

上の写真のように壁にクッションを当てて

背なしのオットマンも座るスペースとして

使うことができるのです!

 

 

L字の壁を活かしソファを活用することが

できるのです!

 

 

また、今回はリビングテーブルを

幅90㎝奥行き25㎝の細いローテーブルを

2つ持って行っているため

上の写真のように互い違いに少しずらして

大きくなるタイプを提案!

 

このリビングテーブルはBIGJOYが

発案したオリジナルモデルですが

幅90㎝とした理由は・・・

 

 

こんな場所やあんな場所で使用できるからです

ソファの奥行き90㎝に合わせているので

ソファ横のスペースにバラシて設置することが

できるのです!

 

リビングテーブルをソファのサイドテーブルとして

使用することで、こんなメリットがあります!

それは・・・

 

ソファ前のスペースを広く使用することが

できます!

 

 

ソファ前のローテーブルをなくすことで

男の子ならバッティング練習などできますよね!

また、家族みんなでトランプ!神経衰弱や

7並べなど・・・人生ゲームなどのボードゲーム

も家族で楽しむことができます!

 

必要に応じてローテーブルをソファ前に

設置したり、ソファ横にバラシて設置できる

とても使い勝手のいいアイテムなのです!

 

 

BIGJOYでは図面を見た段階で

これらの点を考慮して

東面にテレビボードを設置した方が

いいと思いましたが、

実際に現場に行ってみると

やっぱりグラビオエッジの装飾の壁に

テレビボードを設置した方がいいかな・・・と

思い、その家具の配置もやってみました!

 

 

南面に幅3mの大きなテレビボードを

設置すると壁が2m70㎝ほどなので

少し窓に被ります。

(当初から東面に置くことを想定)

 

 

でもグラビオエッジの装飾の壁と

テレビボードの相性は抜群で

とてもいい感じでした。

 

テレビボードを南面に設置すると・・・

ソファは…先ほどもチラッと紹介しましたが

こうなります!

 

 

先ほどはL字の壁に沿ってL字型に組合せ

ましたが、この向きにソファを設置する場合

北側の掃き出し窓の出入りを考え

ソファを2つに分割することを提案しました!

 

 

ひとつは東面の壁に沿って

1人掛け片肘ソファとオットマン、そしてサイドテーブル

 

 

もうひとつはダイニング側に

こちらも同様のセットで組合せました!

 

南面にテレビを設置すると

キッチンからもテレビが見やすくなります!

 

 

どちらの家具の配置がいいかは

その家族の暮らし方、リビングの使い方

によって違ってくるものと思います!

 

とはいえ、このように2通りのリビングの

家具の配置を同じ家具を用いてできる

というのはとてもいいことでは

ないでしょうか!

 

ここ最近、リビングのテレビを壁掛けとする

住まいが増えているように思います。

家電製品は5・6年もすると機能面がかなり

進歩し、10年ほどで故障し買い替えが

必要となります。

そんな時、壁掛けのテレビって

買い替えが面倒ではないのでしょうか?

先日、Instagramだったか?ブログだったか

忘れましたが、同様の点を壁掛けテレビの

デメリットと話している方がいました。

私も同感で、安易に家具でも家電製品でも

壁に固定すべきではないと思うのです!

 

家電は買い替え

家具は家具の配置換えという観点からも

家具を壁に固定するのは

安易にしない方がいいと思います。

「家具の配置換えはしない」から壁に固定

するという考えもいいと思いますが、

デスクカウンターなどはお子さんが

リビング学習するために取り付けたものが

数年後には子供部屋で勉強するように

なれば、当初考えてた使い方をしなくなれば

デスクを他の場所に移動させ、

他の目的でそのスペースを活用することが

できるメリットも壁に固定しなければ

あるはずです!

 

結論的には

家具も家電も“安易”に壁に固定

使い方を固定しないほうがいいと

思うのです。

 

賛否両論あるとおもいますが、

こんな意見を述べさせて頂きました。

 

さて最後にダイニング空間について

ちらっと触れたいと思います。

 

今回のフローリングや建具は

ウォールナット系で

床がブラウンチェスナット柄、

ドアはショコラウォールナット柄

ということもあり

ウォールナット材のダイニングテーブルを

提案し、

 

 

キッチンのワークトップがブラック色という

ことも加味して

ダイニングテーブルの脚をブラック色

テーブル奥のシェルフの棚をブラック色

とした

ウォールナットブラウン色とブラック色を

ミックスした家具をチョイスしました!

 

 

キッチンの面材はややくすんだ

オーク材のような色でしたが、

床・ドア・ニッチスペースの笠木の

ウォールナットブラウン色を考慮し

ウォールナット材の家具をチョイスして

よかったと感じました。

 

 

今回も素敵なコーディネートを

提案することができました。

 

参考にしてください!