子どもの成長に合わせて”家具の配置換え”を提案!和室がないことで広いLD空間をどのように使うか? | 家具なび~家具の使い方を提案するブログ~ 名古屋・インテリアショップBIGJOYが独自のアイデアで家具の配置術などを提案

家具なび~家具の使い方を提案するブログ~ 名古屋・インテリアショップBIGJOYが独自のアイデアで家具の配置術などを提案

家具なびで住宅探訪しませんか?インテリアショップBIGJOY 「家具から始まる家づくり」をコンセプトとしたオリジナル家具・オーダー家具を提案するインテリアショップ。 コーディネート事例はBIGJOY独自の家具の配置術など家づくりに役立つ情報を発信してます

インテリアショップBIGJOYが手掛けた

コーディネート事例をご紹介します。

 

今回のリビングダイニングは

通常「和室」と「リビングダイニング」

空間と分けられそうな広い空間ですが

「和室」を設けないという

選択をした住宅に家具のコーディネート

を提案しました。

 

みなさんはどちらの家具の配置が

いいと思いますか?

 

 

①ソファを南向きに配置

 

②ソファを西向きに配置

 

いずれも

キッチンからリビングを見た写真ですが

みなさんはどちらがいいと思いますか?

 

平面図にするとこちらの家具の配置です。

 

①ソファを南向きに配置

 

②ソファを西向きに配置

 

今回の家具の提案は

同じ家具を子どもの成長に合わせて

配置換えできるように

考えて家具をチョイスさせて頂きました。

 

 

今回の間取りは家具がない平面図はこちら

 

 

この間取りは本来リビングの横に

「和室」があってもよさそうな

広さがある

とっても広いリビングダイニング空間です。

 

畳があると・・・

 

 

こんな感じです。6畳ほどの畳スペース

が確保できるほどの空間があり、

和室がないことで

広いリビングとなります。

 

このリビングダイニング空間を
こんな感じで3つのスペースに
分ける提案をさせて頂きました。




今回、注目すべき点は
「ソファ」と「テレビボード」の配置です。

間口3m50cmほどの空間に
幅2m30㎝ほどのカウチソファを提案!

ソファを西向きに配置し、
テレビボードを西面の壁に設置する
家具の配置提案がこちらです。




この配置が壁面をうまく活用するためには
もっともいい家具の配置と思いますが、

今回はこんな家具の配置も
ご紹介します!

中央のキッズスペースを広々と感じる
ことができる家具の配置提案です

 

 

今回、テレビボードを幅180㎝

ソファを幅2m30㎝のカウチソファを提案

 

この大きさを提案した理由は

この家具の配置をするためです。

 

南面の掃出し窓の横のスペースは

幅188㎝ほどあり、

 

 

幅180㎝のテレビボードを設置すると

掃出し窓のカーテンがちょうど

納まるほどのスペースを開けて

設置できます。

 

 

南面に幅180㎝のテレビボードを設置し

北面の壁に幅2m30㎝のカウチソファを提案

こちらのソファは大きめな3人掛けソファと

オットマンの組合せのため

足を伸ばす位置を左右入れ替えることが

できるタイプなので

 

ソファを西向きに置く場合は

掃出し窓側に足を伸ばせるように

配置し、

 

 

ソファを南向きに置く場合は

座って右肘の位置が

足を伸ばして座ることができる

よう考えました。

 

 

リビング空間を和室にもできる

広さのスペースに納めることで

リビングとダイニングの間が

広くあくのです。

 

その空いたスペースを

大胆に活用する提案をさせて頂きました。

 

「リビング学習兼遊びスペース」です。

 

 

幅86㎝高さ70㎝の「86シェルフ」を

2台ならべ、あえて壁から離した位置に

設置し、シェルフと90度交わる位置に

幅86㎝高さ70㎝のデスクを配置し

 

 

リビング学習&おもちゃ収納

ができる収納を提案させて頂きました。

 

 

 

この使い方は

2人兄弟で上の子が小学校低学年

下の子が幼稚園児というイメージで

 

上の子が学校の宿題を

キッチンに居るママの方を向いて

勉強し、

目の前で下の子が

遊んでいる光景を思い浮かべて

提案しております。

 

 

よーく見て頂くと

2つならべたシェルフは

1つは丸いラグの方を向いており

もうひとつデスク横のシェルフは

壁面を向いております。

 

 

デスク横のシェルフは

学校の教科書などを置くスペース

も確保し、学校から帰ってきたら

宿題をして、翌日の時間割を

することができるよう考えました。

 

 

デスクの前のスペースで

下の子が遊ぶので

おもちゃの出し入れが

しやすいようにもう一つの

シェルフは丸いラグの方を

向いております。

 

 

この家具の配置は

BIGJOYのオリジナルアイディア

「家具の高さや幅を揃える」

ことで実現可能となります。

 

デスクの高さとシェルフの高さを

揃えることで

90度の向きに家具と家具を

くっつける家具の配置ができるのです

 

これらの家具は

もう一つの家具の配置をする場合

シェルフは壁面にくっつけるように

配置し、

 

 

デスクは幅180㎝のテレビボード横に

設置しております。

 

 

今回お部屋の中央にデスクとシェルフを

配置したのは

裏面がきれいに仕上がっている

からであり、シェルフの裏面に

デスクをくっつけて使用することが

できる提案がしたかったのです。

 

シェルフは壁から70㎝ほど離して

設置し、大人がしゃがんで

おもちゃをシェルフに収納できる

作業できるスペースを空けました。

 

 

これだけのスペースをとっても

キッズスペースは狭くないほど

広いリビング空間だからこそ

このような配置を提案しました。

 

そしてもう一つの家具の配置は

ソファを西向きに配置するパターンで

 

 

お子さんが小学生以下であれば

キッズスペースを広々と取り

まだ勉強時間も少ないので

リビング学習コーナーも必要ない

時期はこのような家具の配置が

おすすめです。

 

 

ソファの後ろに広々とした

キッズスペースがあれば

食事を終えた後

すぐ横のスペースで

遊ぶことができます。

 

 

キッチンからも近いので

ママも子どもの様子が見やすい

場所となります。

ソファの向こう側は

ソファの高さで死角となるため

ソファ後ろが望ましいですよね!

 

今回、幅2m30㎝のソファを提案した

理由の一つにドアの開き方に

理由があります。

 

 

 

リビングのドアは部屋側に開くため

ドアの開けシロをつくる必要が

あったのです。

幅2m30㎝ほどとすることで

ソファと掃出し窓の間を30㎝ほどとし

 

 

ソファとドアまでが90㎝ほどとなるように

考えて配置しました。

 

 

テレビボードも幅180㎝

デスクが幅86㎝で

合計2m66㎝となりますが

テレビボード横を70㎝ほど

開けてあるので

 

 

観葉植物なども置きやすい

スペースを確保した提案です。

 

テレビボードはもっと大きなものを

置くこともできますが、

上記で申し上げたように

南面の壁面にテレビボードを

配置できるように考えて

幅180cmとしました。

 

きっと3m50cmほどの壁面に

幅180cmのテレビボードだけでは

寂しいとおもいますが、

横にデスクを置くことで

納まりがいい感じとなります。

 

 

 

今回はソファの背面の高さが83㎝も

あり、通常75㎝ほどと比べると

少々高めなタイプでした。

 

ダイニングから遠い距離にテレビを

置くことなる為

ダイニングの椅子に座って目線の高さ

からテレビ方向に向けて写真を撮りました。

 

その写真がこちらです。

 

 

テレビボードの高さ40㎝

テレビのベースから画面の上までが

70㎝ほどの場合こんな感じになります。

 

今回は小さな窓が

床から110㎝の高さについているので

ちょうど高さ40㎝のテレビボードの

上に高さ70㎝のテレビをのせると

窓にテレビの画面がかからず

いい感じ納まりました。

 

 

窓の位置とテレビの大きさなんかも

気にしてみるのもいいかもしれません

こんな考え方も

家具から家づくりをすることで

考えることができます。

お部屋の使い方から家を考える

ことで窓の取付高もかわってくる

ことでしょう!

 

今回のコーディネートは

同じ家具を異なる家具の配置を

提案するというテーマで

コーディネートできました。

 

 

スペースをしっかり考えて

家具の大きさを選び、

使い方を考えて家具の配置を

考えてみるのもいいものです。

 

 

インテリアショップBIGJOYでは

このように限られた空間に

どのように家具を配置するか?

一通りではなく

いろいろな家具の配置を考え

その空間がどのように使うことが

できるかいろいろと

提案させて頂いております。

 

家具の配置換えを前提とした

家具選びは是非

インテリアショップBIGJOYへ

ご相談ください。