インテリアショップBIGJOYが手掛けた
コーディネート事例をご紹介します。
今回はクリエペール色という明るい
フローリングにオーク材・タモ材
アルダー材を使用したナチュラル色の
家具で統一したコーディネートを
ご紹介します。
そして今回コーディネートする上で
選んだアクセントカラーが
ファッションでも人気の「カーキ」色です
ダイニングチェアのファブリック、
ソファのクッションをカーキ色とすることで
カーテンに取り入れたグリーン色との
相性もいい感じにコーディネートできました
家具選びは色やデザインよりも
もっと重要なことがございます。
それは・・・サイズです。
今回のリビングダイニングの大きな特徴は
とても広いことです。
本来ならばテレビボードの壁からソファ前
までが6畳の和室や洋室スペースをとる
事ができるほどの広さがあり、
キッチンを除くとおおよそ18畳から19畳ほど
ある広いリビング空間、
（和室を作ってしまうと、LD空間が１１畳ほど
となってしまう）
全体の広さは南面の窓のある壁面が７m８０㎝
ほどあり、ダイニング奥の小窓の面が４m１０㎝
ほどあります。
（リビング空間はテレビボードの設置面の壁が
３m６０cmほど）
こんな広いリビングダイニング空間だからこそ
家具選びに置いて「サイズ」が
最重要ポイントとなります。
せっかくの広いスペースに小さな家具を設置
しては空間を十分活用していないこととなります。
広さに対して小さなサイズの家具を設置する
というのは、
以前から持っている家具がまだ使えるから
もったいないという事以上に
もったいないことであると思います。
もちろん家具がまだ使えるのにもったいない
ということは当たり前ですが、それ以上に
もっともったいないのが数十万、いや数百万円
の費用がかかっている広いリビング空間を
十二分に活用できないことこそもっと
もったいないのです。
ここ数年、新居に新たに家具を購入する
のではなく、いままで使用していた家具を
そのまま使うという方も以前に比べて増えている
ように思います。先行きの不透明感や節約志向が
そのようにさせると思いますが、
せっかく新たに住まいを構え、その住まいを
十分活用できないことこそもったいないということ
に気づいてないように思います。
もちろん先立つお金が・・・という方も見えると思い
ますが、せっかく今までよりも広く、素敵な
リビングダイニング空間となるのであれば
是非、素敵な暮らしを実現して頂きたいと思います。
子どもがまだ小さいからといって
理想の暮らしを後回ししてしまうことこそ
究極の「もったいない」ではないでしょうか？
さて、家具選びについて「サイズ」が重要と
申し上げましたが、
今回提案した家具は広さを活かすソファ、
広さを活かすダイニングテーブル
大きなL字型のカウチソファと
幅１８０㎝の大きなダイニングテーブルを
設置させて頂きました。
横長のリビング空間を活かすべく、
足を伸ばすカウチ部分は
通常奥行きが１６０㎝ほどですが
今回は２００㎝ある３人掛けほどの
片肘ソファを提案しました。
ひろいリビング空間なのでソファ前に
９０㎝×９０㎝のこたつをおいても
まだ広さがあります。
空間に対してちょうどよいサイズの
家具を提案することができました。
ダイニング空間は照明の位置に
ダイニングテーブルを合わせており、
３連のペンダントライトに合わせて
幅１８０㎝の大きなダイニングテーブル
を設置！
幅１８０㎝ですが４人掛けと
して広々と使用する提案です。
さらにダイニングテーブル奥には
マガジンラックを設置！
幅154ｃｍ（７７㎝のマガジンラックを２台並べて）
高さ８３㎝の収納家具を設置！
今回の窓は窓の高さ９０㎝のため
２００㎝の位置から９０㎝窓が来るため
窓下が１１０㎝あり、窓枠から１５㎝ほど
カーテンの丈を伸ばしてもカーテンの
丈下が９５㎝あるため
収納家具とカーテンが干渉せず、
収納家具の上に雑貨を置いてもカーテンと
干渉しないほどとなります。
設計する方は窓からの採光も考え
窓の高さを決めると思いますが、
部屋の中への明るさを確保するがあまりに
収納家具を設置することができない
収納家具は設置できるがカーテンの裾と
干渉してしまうという事態となってしまうのです
お部屋の明るさをある程度取り入れ、
かつ収納スペースを確保できる考え方こそ
優先的に考えられるべきであると考えます。
こんな考え方こそ
「家具から始まる家づくり」なのです。
使い方からハードを考えることが
家づくりに置いて必要な考え方なのです。
今回のリビングダイニングは
スクエアなデザインの家具で統一した
ナチュラルモダンスタイルのコーディネート
なりました。
リビング空間に床はメープルのような
クリエペール柄、ダイニングセットはオーク材
リビングのテーブルはタモ材、
テレビボードはタモ材を少し着色
ダイニング奥の収納家具はアルダー材と
異なる樹種の家具を組合せた
コーディネート提案ですが、
色合いやデザイン性に統一感があり
素敵な空間となりました。
参考にしてください。
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