読書時間の計測をはじめました | 世界文学登攀行

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世界文学の最高峰を登攀したいという気概でこんなブログのタイトルにしましたが、最近、本当の壁ものぼるようになりました。

前にもちょろっと書いたような気がしますが、去年、試験勉強をしていた時に新たな習慣になったのが、アプリで勉強時間を計測する、ということでした。
勉強した成果がすぐに実感できなくても、勉強した時間の分だけ前に進んでいるはず。そういう努力の可視化っていうのは、さぼりぐせのある僕の勉強のモチベーション維持に相当役に立ちました。
そういう成功体験から、読書時間についても、計測して見たらどうだろうと思い、実践しています。

計測をはじめてから2週間くらい経ちました。
目的としては、毎日さぼらずに読書をしているか振り返るためにやっているわけですが、データを取り始めるといろんなことが見えてきます。

まず、読書時間は、1日1時間~2時間程度をキープできるようになりました。
移動時間など、電車に乗ったらすかさず本を開くようになりました。
スマホで用事を済ませてからなんて言っているうちに目的地についてしまう、ということが減りましたね。
電車に乗ったら、最初にアプリのストップウォッチを押してしまうので、もう読むしかないじゃない、ということになります。
一回に読める時間は、どんなに頑張っても50分とか。1時間はいかないくらいですが、案外長い時間読んでいられるんだなと、うれしくなりました。

そして、毎回時間を意識するようになると、今度はその間に読む量に意識が向くようになりました。
本の種類にもよるのですが、中公新書とか、古典文学なんかは、1分1ページのペースでは読めないな、という意識はありましたが、だいたい30分で20ページくらいが限界のようでした。思ってるよりも全然遅読ですね。200ページの本を読むのに、5時間くらいかかる計算。んー。大変ですねこれは。

あとは、実はブログを書く時間も計測するようにしました。
単純に時間をはかるというよりも、制限時間として1時間を設定しています。
1記事1時間というのはかける時間としてはどうなんでしょうか。
1時間で書き終わるためには、逆算して、どういうことを書こうか決めて、そのために何を引用して、書いてみて、見直して、なんて、頭が試験モードになるので前よりパソコンに向かいやすくなりました。
とは言っても、記事をアップした後に見直して、誤字脱字があったり、言い回しがおかしかったり、意図しているように書けていないなど気になって、結構直しているので、1時間は越えてしまうのですけどね。
2日に1回記事をアップしようと思っているのですが、これは、本を読む時間とは別に、記事を書く時間を2日に1時間確保する必要があるとわかったわけで、これはなかなか大変だし、記事のストックを貯めようと思ってもなかなか貯まらないっていうのは、当たり前のことだと思いました。

さて。明日返却期限の中公新書が2冊あって、そのうちどちらも残り100ページくらい。
ということは、2冊とも読もうとするとあと5時間必要なわけで、感想も書かないといけないから、もう2時間必要だし、数字を通して現実を知ってしまうと、自分がやろうとしていることが、思っているよりも大変なことなんだと、痛感しておる次第でございます。