前回の
『5月17日は、世界高血圧デー!』
からの続き。
前回のまとめ
高血圧になる原因のひとつは、
血流悪化によるもの。
そして、高い血圧が続くと、
血管に圧力がかかり血管は硬くなるので
血液を上手く運べなくなります。
結果、血管はもろくなり、切れやすく
詰まりやすくなるつまり、
血管の老化(動脈硬化)
につながってしまいます。
血管老化のおおよその進み具合は、
血圧を用いた計算式でつかむことができます。
血圧の数値は、「上の血圧」「下の血圧」
であらわされます。
「上の血圧」とは、
心臓から大動脈へ血液を送り出している状態で、
大動脈の血管壁には高い圧力がかかります。
「下の血圧」とは、
心臓へ血液が戻ってきている状態で、
心臓は血液で拡張し、大動脈の血液量が減り、
血管壁にかかる圧力は低下します。
では、あなたの血管年齢をチェック
してみましょう~
脈圧とは
心臓が血液を押し出すときにかかる圧。
心臓にかかる負担の度合いを表し、
太い血管の動脈硬化の進行と、
心臓が1回の拍動で送り出す血液量を
反映しています。
「上の血圧」ー「下の血圧」=脈圧
たとえば、
「上の血圧」が125mmHg
「下の血圧」が79mmHg だとすると
125ー79=46
脈圧の正常値は、40~60。
60以上の場合は、
太い血管が硬い傾向となります。
脈圧が46なら、正常範囲となります。
平均血圧とは
一般的な上下の血圧の平均を表すもの。
細い血管の老化(動脈硬化)を示します。
(上の血圧ー下の血圧)÷3+下の血圧
=平均血圧
たとえば、
「上の血圧」が125mmHg
「下の血圧」が79mmHg だとすると
(125ー79) ÷3+79≒94
平均血圧が90以上の場合は、
細い血管が硬い傾向となります。
平均血圧が94ですので、
細い血管で動脈硬化が始まっている
可能性があります。
そして、
動脈硬化は、細い血管から太い血管へと
進んでいきます。
(参考文献:高沢謙二著「血圧革命」)
《まとめ》
「人は血管とともに老いる」といわれます。
全身の血管の長さは、
地球2周半(約10万Km)
私たちの細胞ひとつひとつに
必要なものを届け、
不要なものを回収しています。
血管が硬い・狭い・もろくなれば、
血液の流れが悪くなり、
上記の働きが低下してしまい、
全身のさまざまな不調の原因と
なってしまいます。
「血液&血管ケア」をして
身体イキイキにいたしましょう~
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