ブライダルコスチューム かぎや

ブライダルコスチューム かぎや

香川県観音寺市にある貸衣装店です。花嫁衣裳から成人式のお振り袖まで、各種取り扱っています。

中学時代の体育の授業。
新体操専門の先生はとても厳しい人だった。
小学校とはあまりにもその指導が違いすぎて、私たち生徒は震え上がるような心地だった。
何が厳しいか。
授業の始まりから、終わりまで全てに於いて。
まず、授業が始まる時には、全員出席番号順にきちんと並び整列。
その整列も、顎を引き、かかとを付けつま先は60度開き、胸を張り、手は指先までピンと伸ばして体側に。
「気をつけ!」の立ち姿である。
その時先生に言われていたのが「肛門を締める」。
つまり、お尻に力を入れて緊張して立つ、ということ。
「気をつけ」の姿勢がこんなに難しく、気持ちを張らなければできないということを知った。
さて、それからもう40年以上の年月が経った訳だが、この歳になっても、その「気をつけ」の緊張感は忘れることはない。
今、かぎやで毎朝の朝礼時、私は密かに足に力を入れ、肛門を締めて、きゅっと緊張して「気をつけ」をする。
そして、その時の体育の先生を思い出す。
T先生、お元気でいらっしゃるのかしらと。



皆様、こんにちは。
この春、かぎやのホームページをリニューアルしました。
今回、使用する写真や言葉など、全て自分たちでレイアウトの案を出しました。
特に頭を悩ませたのは、文章です。
私たちの思いやお衣裳の説明などなど、たくさんの言葉を選びながら懸命に考えました。
デザインも一新。
白を基調にシンプルにしてすっきりさせ、文字は小さめにしてみました。
デザイン会社さんと何回も校正を重ねて、今に至ります。
店舗同様、ホームページも大切な私たちの顔。
皆様から愛されるお店として、心を込めてお仕事をしてまいります。
これからもご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。

毎日車のエンジンをかけると「今日は〇〇の日です」と音声が言ってくれます。
先日、1月8日は「勝負事の日」でした。
勝負事。
勝つか負けるか。
人生において、勝つか負けるか、なんてあるのでしょうか。
確かにスポーツでは点が入ったり、順位がついて勝ち負けが分かれます。
会社でも、お客様が契約してくださるか、他社に取られるか、ということはあるでしょう。

勝つとか負けるなしに人生を過ごすことは無理なんでしょうか。
私は、人生において、勝ち負けはないと考えています。
勝負をつけずに過ごしていきたいと考えています。
誰に見られなくても、正しく、自分なりに一生懸命に取り組んでいけたらいいと思っているのです。
甘いのでしょうか。
馬鹿を見るのでしょうか。
いいえ、自分が良しとすればそれで良し。
商売も勝ち負けではなく、例えライバル店さんとでも、同業者として同じ商売人として、共に繁盛していきたいのです。
ちなみに、どうして、1月8日が勝負事の日であるか?
一月八日、「一と八」が「丁と半」に似ているからだそうです。



人生の、大切な節目の儀式。
お宮参り、七五三、卒業式、成人式、結婚式、お祭り、ご長寿…など。
お衣裳を通じて、そんな皆様の儀式に関わる仕事をしているかぎや。
毎朝、朝礼で、スタッフ一同が声を揃えて挨拶をします。
「おはようございます!」
「いらっしゃいませ!」
「かしこまりました!」
「ありがとうございました!」
他の会社さんと違うのは、それらに加えて言う言葉。
「おめでとうございます!」
お客様がご来店なさって、お祝いのお衣裳のご用件をお聞きした時に、私どもは「おめでとうございます」と申し上げます。
1日に何度、このご挨拶を申し上げることでしょうか。
その時、私どもは自然と笑顔になります。
「おめでとうございます」
お相手をお祝いしながら自分も笑顔になる、素晴らしい言葉。
このお仕事をしている間、一生積み重なっていけば、何千、何万回となることでしょう。
口から出す言葉によって、私たちの人生はつくられていくのではないでしょうか。
お客様の儀式のお手伝いをしながら、実はこのお仕事のお陰で、穏やかで心豊かな人生を送ることができているのだと思うのです。


週1回、健康のためにヨガを習っています。
日頃凝り固まっている肩や背中など、呼吸を整えながら、心地よく伸ばしていきます。
使わない細胞がないように身体中を隅々までゆっくり動かしていくのです。
そして、ヨガは、心の持ち方も大切であることを教わります。
ヨガの最後の時間、先生はおっしゃいます。
「目を閉じて、今自分が自然の中でいることを想像してください。潮風が吹いている広々とした砂浜…穏やかな陽射しの雄大な草原…。自分のお好きな風景を想像してください」
目をつむり、好きな風景…
私の心に浮かぶのは、廃校になってしまって今はなき母校、小学校の中庭なのです。
色とりどりの石でついた地面。
白木蓮の大木。石の鯉の噴水のある丸池。
睡蓮の葉っぱの水面に、木蓮の花びらが浮かんでいて…。
おやゆび姫になって、その花びらを舟して乗りたくなったものでした。
その風景は美しく、きらきらと輝いて心の中をあたたかくしてくれるのです。
ヨガのたびに母校の中庭を思い出し、心をリセットしています。