「そんなに大きなモノ入れるの無理!」
「今から遊びのルールを言うからね」
後ろから身体を抱えられたままソファまで引きずられた亜希は、小机の上に置かれた拘束テープで腕が重なるように厳重に後ろ手にされてしまった。
「こうしてしまえば手を使うことができない」
「何をするというの!」
亜希は逃亡することを諦めて亮介に身を任せるほかはなかった。
「このショーツを穿いて」
その場に立たせた亜希に亮介は変哲もないショーツを穿かせた。
「このショーツはクリの所にローターを入れるポケットがついているんだ」
取り出した無線ローターをショーツに入れて位置を確認してから、亮介がコントローラーのスイッチを入れた。
「うっ!」
思わず呻いた亜希を満足そうに見た亮介は直ぐにスイッチを切った。
「ふふふっ、効果てきめんだな。これで後は口枷をしたら完成だ」
ゴルフボール位の穴の開いた口枷を亮介が手にしたのを見て、亜希は思わず口をつぐんで下を向いた。
「ふふふっ、バカだなぁ」
鼻をつままれて口を開けたところにボールを突っ込まれて、亜希は敢無く口枷を入れられて、頭の後ろでベルトを止められてしまった。
「僕が目隠しをして10数える間に隠れてね。捕まえたら僕の餌食だぞぉ」
亮介がアイマスクを取り出し自ら目隠しをした。
「い~ち」
「ぬうううううっ」
「に~い」
「むふうううう!」
「ほら、早く隠れないとすぐにやられちゃうぞ」
亮介は女性から大きなペニスを嫌がられているのを知っていて、こんな遊びを思いついたに違いない。
亜希は好まざるとも卑猥なゲームに強制参加せざるを得なかった。
とりあえず亮介からなるべく離れた場所に隠れるしかない。
広いフロアーの中央に位置するソファから離れ、入口の通路の近くにしゃがみこんだ。
「ろ~く。もう隠れたかな」
穴の開いたボールを口にかまされると、口からのチョットした吐息が抜ける時に、シューシュー音がした。
吐息を消すように亜希は鼻でゆっくりと呼吸した。
「ふふふっ、早く捕まえてシッポリしたいな。は~ち」
亮介がテンカウントしながら巨根をしごいている姿を見て、改めてその大きさに対する恐怖が湧く。
思わず口から息を吐いて、シューシューと音をだしてしまった。
「はい、じゅう! ああっ、何か音がしたな。こっちから聞こえたぞ」
アイマスクをした亮介が振り返ったのを見て、亜希は慌てて方向転換してソロソロと壁伝いに逃げようとした。
「ローターのスイッチオン!」
「うっ!」
クリトリスに当てられた無線ローターが発動して思わず声が出てしまい、その場にしゃがみ込んだ。
「まだ弱めに設定してあるのに感度良好だね。こりゃ、早く捕まえられそうだな」
ぬめる肉 ~貸し出されるグラマラス妻~