柏木が差し出したのは小さな短冊だった。
「うん?」
「これをお嬢さまの*****に取り付け致します」
「これを……」
「そうでございます。プックリと膨らんだ*****は、ちょっとの刺激で絶大な効力を発揮いたします」
「ふふふっ、それは面白い」
「それでは早速、取り付けさせていただきます」
美空は既に淫夢を彷徨よっているように、虚ろな目でロープに吊られた身体を泳がせている。
片足立ちの股間にしゃがんだ柏木は、美空の*****を伸ばした舌でチロリと、ひと舐めした。
「ああああっ!」
身体中が性感帯と化した美空にとっては、ちょっとの刺激ですら電気が走ったようになり身体が硬直した。
ツンと飛び出した*****に柏木がテグスの糸を器用に取り付けると、股間から小さな短冊がさげられた。
大沼が待ちきれぬように椅子から身を乗り出し、風を送り始めた。
「いっ! いやあああああああああっ! あっ! あっ! あっ!」
淫靡な世界に浮遊していた意識が、一気に覚醒したように高みに昇りつめて痙攣を起こした。
そして、今までよりも痙攣が長く続いた。
「あっ! あっ! あっ……!」
片足立ちをガクガクと震わせ、股間から飛び出しているバイブがジュブジュブと水っぽい音をたてて、ポタポタと水滴が落ちた。
蒼い悦楽 ~囚われのアイドル~