関所破りの女に仕立てあげられて…… | 官能小説をKindleで出版してます

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「ああ、イヤ! こんなこともう止めて……」

 

麻の一重をまとった和服姿の真希が、関所の番人に引き立てられて小屋へと連れてこられた。

 

小屋の中には悪徳門番、頭役の秀治が待ち構えていた。

 

「この女か。偽通行手形で関所を抜けようとしたのは」

 

今回の趣旨は江戸時代の関所で悪徳門番、秀治の悪意で通行手形を偽物とすり替えられた、何の落ち度もない町人真希がいたぶられる、というものだった。

 

成長の記録として真希を捉えている映像をセットの下で、泰三が直にモニターで鑑賞している。

 

自分の所有物としての真希が、他人から様々なシチュエーションで責められ調教される姿を鑑賞するという秀治のアイデアに、すっかり嵌っていた。

 

そして観賞後に、たった今まで淫靡な悪戯に喘いでいた女優真希を自ら凌辱することに、今までにない新たな興奮を喚起されていた。

 

江戸時代の関所のセットで、門番に扮した男に腕をとられて連行されてきた真希のおとがいを、秀治はグイッと持ち上げた。

 

「さて、町人。お前は何の目的でこの関所を抜けるつもりだったのだ?」

 

無理やり女優に仕立て上げられた真希がセリフに応えるはずもなく、ただ俯いているだけだった。

 

だがその美しく哀れな女の姿は悪徳門番に悪戯を目的に目をつけられ、罠に嵌められた役柄にマッチしていた。

 

「私の持っていた通行手形は本物です、と言いたげだな。何かの間違いだとでもいうのか!」

 

セリフが返ってこないことで必然秀治は、自ずと真希のセリフを解析したようなことを言った。

 

「何も言わぬなら恥ずかしい思いをさせるぞ、女。いいのか?」

 

どうあがいても凌辱をされるとわかっている真希は、早くこの時間が過ぎてしまうことだけを念じて目を伏せている。

 

「よし、そのだんまりがいつまで続くか見ものだ。女、あれを見るがいい」

 

小屋の一角に設けられた砂場に、黒い頭のようなモノが置かれていた。

 

真希は恐る恐る顔をあげて上目で、その黒い物体を覗うと一部が動いたように見えた。

 

「ひっ!」

 

「女を跨らせろ」         

 

番人に腕をとられて押し出されるように歩かされて近づくと、その黒い頭が眼球を見せてまばたきしているのに気がついた。

 

「いやああああああっ! 何よ、これ‼」

 

真希の悲鳴を聞くと、砂に埋められて顔面だけ地上に露出した舐め夫が、ニヤリと嗤って赤く長い舌を伸ばして見せた。

 

舌の付け根にある薄い膜のような舌小帯を切除してまでも、女性の身体を舐めることに執着する変態男の舐め夫は、美しい真希を見て嗤い顔のまま長い舌を炎のようにたてて揺らめかせた。

 

「いやああああああっ! 何なのこれ、気持ち悪い!」

 

「さあ、女、あの変態の顔面に跨ってじっとりと秘部をねぶられるか白状するかだ」

 

「ま、跨るなんて絶対イヤよ!」

 

激しく抵抗する町人の真希を四人の番人が押さえつけた。

 

「あの変態男は女の秘部を舐めることが大好きで、舌を長く伸ばせるように医術を施してあるのだ。お前がアソコを舐ぶられて、やがて愉悦に崩れ落ちる姿を観察してやる」

 

「いや! いやあああああああああっ! 絶対イヤ!」

 

 

性奴隷調教 ~悦楽責めに堕ちる~