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KAGETORAです
本日は ドイツの陶磁器メーカー『KPMベルリン』の最高峰パターン 『ロカイユ64』を描かれました 生徒様の作品をご紹介させて頂きます
ちなみに『KPMベルリン』は、まだまだ聞きなれない方もいらっしゃるかとおもいますが…、
『KPM(Koeniglich Porzellan Manufaktur)BERLINE(ケーピーエムベルリン)』は 18世紀ドイツの主要7窯のひとつで、ドイツでは マイセンに並ぶ 名門の陶磁器メーカーです
そして、そのKPMの中でも人気の高い『ロカイユ(rocaille)』シリーズは、ロココ様式の草花のレリーフ模様が 白磁自体に もともと入っており、白磁の状態でもとっても 美しい逸品です
その『ロカイユ(rocaille)』シリーズ…
リムの装飾パターンが 16種類ものパターンがあり、今回生徒様は、その中でも最上級のパターンの 『ロカイユ(rocaille)64』を描かれました
完成からお渡しまで日にちがあまりなかった為、写真をたくさん撮れなかったのですが、少ないながらもセレクトしましたので ご覧下さいね
手描きコースご在籍の、tedy_mare さん の作品です
中央のブーケ、リムのウロコ模様(エカイユ模様)と 繊細な小花のガーランド、面相筆で描かれた金彩…、どの部分を見ても 完成度が高いです
中央のブーケは、マイセンとはまた違う KPMらしい色使いですが、tedy_mare さん 、何色もの上絵の具を使って 見事に再現されました
リムの ブルーのウロコ模様(エカイユ模様)は この部分だけで三回焼成をし(本場KPMと一緒)、小さなブーケのガーランドは 小さなお花ひとつひとつに綺麗な陰影をつけられました
葉っぱやお花の金彩は、とっても丁寧に繊細に入れられました(金液は 25%マット金液です)
実は、約16年前に KAGETORAが描いたKPMのモチーフを、同じプレートに描いて下さったのですが、見本として 近くに置いていたKAGETORAの作品と tedy_mare さん の作品 とでは、完成間近では、どちらがどちらの作品なのか 真面目に分からない感じでした
(KAGETORA作、一応、載せておきます↓)
(夜の撮影で、写真がめちゃくちゃ暗いし)
KAGETORA(&)の作品や、壁に飾ってあったドレスデンの透かし皿(本物)と一緒に並べてみました
撮影タイムは、ずっと眺めていられるくらい 夢心地で、時間が経つのがあっという間 でした
ちなみに tedy_mare さん …
このシリーズの白磁、まだまだお持ちのようですよ