2023.5.13 明治神宮野球場での東京六大学野球春季リーグ戦・第６週・１回戦 慶應大３–３立教大の観戦レポートです。
【慶】外丸、森下、谷村－宮崎
【立】池田、吉野－外丸
【本】廣瀬（慶）
【二】西川晋、鈴木唯、西川侑（立）、栗林泰（慶）
＜得点経過＞
【１回表・慶應大】
2死後廣瀬のライトへのソロホームランで1点先制。1-0。
【４回表・慶應大】
先頭の栗林泰ライト前ヒット、続く齋藤來のセンター前ヒットと送球間に2塁進塁で無死2,3塁。1死後横地の内野ゴロで栗林泰タッチアウトで2死2,3塁。斎藤快のレフト前ヒットで齋藤來生還で1点追加。2-0。
【４回裏・立教大】
先頭の西川晋ツーベース、西川侑の外野フライで1死3塁。鈴木唯のツーベースで西川晋生還、1点返す。2-1。
【５回裏・立教大】
1死後池田センター前ヒット。2死後菅谷死球で2死1,2塁。西川侑内野ゴロエラーで2死満塁。西川侑のツーベースで2者生還、2点返し逆転。2-3。
【９回表・慶應大】
1死後栗林泰ツーベース。続く齋藤來センター前ヒットで代走古野生還、1点返し同点に追いつく。3-3。
＜慶應大＞
外丸 東眞 投手（２年 前橋育英 173/75 右・右）
130キロ後半～140キロ前半の直球、カーブ、スライダー、カット、ツーシームなどを投げます。直球、変化球ともキレがあり緩急で打ち取ります。制球が良く安定感がある投手です。すっかり慶應のエースピッチャーになりましたね。先発して６回、６安打、５三振、１死球、３失点。
谷村 然 投手（４年 桐光学園 179/83 右・右）
140キロ前半の直球、カーブ、チェンジアップの緩急で打ち取る投手です。チェンジアップの抜けがいいですね。もともと桐光学園時代から好投手として名をはせた彼が４年生でようやくリーグ戦で登板となりました。早慶戦、秋のリーグ戦での活躍に期待したいですね。
廣瀬 隆太 内野手（４年 慶應義塾 182/91 右・右）
逆方向に長打を打てるのがこの選手の魅力です。３番セカンドで４－１（１ホームラン、１三振）。彼の能力からすればまだまだ打てると思いますので、早慶戦では爆発して欲しいですね。
栗林 泰三 外野手（４年 桐蔭学園 174/85 右・右）
強いスイングができ鋭い打球を放ちます。長打も期待できる選手です。４番ライトで４－２（１ツーベース、１シングル、１三振）。
齋藤 來音 外野手（４年 静岡 180/77 右・左）
ミートセンスがありセンター中心に打ち返してきます。５番レフトで４－２（２シングル、１打点、１三振）。
＜立教大＞
池田 陽佑 投手（４年 智弁和歌山 183/93 右・右）
140キロ前半～中盤の直球、カーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットなどを投げます。ゆったりとしたモーションからりしっかりリリースしてキレのある直球と変化球の緩急で打ち取ります。制球がよく変化球でカウントを稼げるのもいいです。安定感のある投手です。先発して７回1/3、６安打、４三振、２失点。
吉野 蓮 投手（２年 仙台育英 178/82 右・右）
140キロ中盤の直球、スライダー、スプリットなどを投げます。しっかりと腕を振ってキレのいい直球と変化球の緩急で打ち取る投手です。スライダー、スプリットのキレの良さが目を引きます。リリーフで１回2/3、２安打、１三振、１四球。今後が楽しみですね。
戸丸 秦吾 捕手（３年 健大高崎 174/80 右・右）
強肩でブロッキングに優れた捕手です。バッティングでも結果を残したいですね。６番キャッチャーで４－０（１四球）。
西川 晋太郎 内野手（４年 智弁和歌山 169/72 右・右）
ミートセンスがあり各打席ともしっかり捕えてヒットゾーンに打球を運びます。立教はこの選手が精神的支柱のようですね。３番セカンドで４－２（１ツーベース、１シングル、１四球）。
西川 侑志 外野手（２年 神戸国際大付 177/86 右・右）
力強いスイングで甘くくれば長打がある選手です。中軸としての活躍が期待されます。４番レフトで４－１（１ツーベース）。
慶應は苦しいスタートでしたが少し持ち直してきた印象です。攻撃力はまずまずなので早慶戦では投手陣がカギになってきそうですね。
立教も苦しいシーズンとなってしまいました。戦力自体は悪くないので秋は波に乗れるかどうか。爆発力ある選手が出現するかでしょうか。
記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。
