2023.5.13 明治神宮野球場での東京六大学野球春季リーグ戦・第６週・１回戦 明治大15–４早稲田大の観戦レポートです。
【明】村田、藤江、千葉－小島河
【早】加藤、鹿田、飯塚脩、ユエン、中森－印出、栗田
【本】熊田（早）、今井、堀内、上田（明）
【三】飯森（明）
【二】堀内、今井、宗山2（明）、島川（早）
＜得点経過＞
【１回表・明治大】
先頭の堀内ツーベース、飯森四球で無死1,2塁。上田希のライト前ヒットで堀内生還、1点先制。1-0。
【１回裏・早稲田大】
2死後熊田のライトへのソロホームランで1点返し同点に追いつく。1-1。
【３回表・明治大】
先頭の飯森レフト前ヒット、宗山の内野ゴロが野選となり無死1,2塁。内野ゴロで1死2,3塁。加藤四球で1死満塁。今井のツーベースで2者生還、2点勝ち越す。なおも1死2,3塁。小島河の犠飛で加藤生還、1点追加。合計3点。4-1。
【３回裏・早稲田大】
1死後尾瀬内野安打、中村将の内野ゴロがエラーとなり1死2,3塁。熊田の内野ゴロの間に尾瀬生還、1点返す。4-2。
【４回表・明治大】
2死後飯森センター前ヒット、盗塁で2死2塁。宗山、上田希連続四球で2死満塁。加藤のレフト前ヒットで2者生還、2点追加。なおも2死1,3塁。今井の内野安打で上田希生還、1点追加。合計3点。7-2。
【５回表・明治大】
先頭の直井四球、犠打で1死2塁。2死後飯森のスリーベースで直井生還、1点追加。8-2。
【６回表・明治大】
2死後今井のライトへのソロホームランで1点追加。9-2。
【７回表・明治大】
先頭の直井内野ゴロエラーで無死1塁。1死後堀内のライトへのツーランホームランで2点追加。11-2。
【７回裏・早稲田大】
先頭の代打島川ツーベース。代打茅野の内野ゴロがエラーとなり無死1,2塁。1死後代打松江のセンター前ヒットで1死満塁。中村将の内野ゴロが再度エラーとなり島川生還、1点返す。なおも1死満塁。熊田の犠飛で茅野生還、さらに1点返す。合計2点。11-4。
【９回表・明治大】
先頭の代打水谷四球。堀内の内野ゴロでランナー入れ替わり1死1塁。飯森のライト前ヒットで1死1,2塁。宗山のツーベースで堀内生還、1点追加。なおも1死2,3塁。上田希の右中間へのスリーランホームランで3点追加。合計4点。15-4。
＜明治大＞
村田 賢一 投手（４年 春日部共栄 181/90 右・右）
140キロ前半の直球、カーブ、スライダー、ツーシーム、スプリットなどを投げます。力強い直球とキレのある変化球の緩急で打ち取ります。制球良く安定感があり勝てる投手です。バッティングもいい選手で鋭い打球を放ちます。先発して６回、５安打、５三振、１四球、２失点。
藤江 星河 投手（３年 大阪桐蔭 179/81 左・左）
130キロ中盤のカーブ、スライダーを投げます。キレのある直球と変化球の緩急で打ち取る投手です。この日は雨でぬかるんだマウンドとなり参考外でしょうか、いいコンディションでまた観てみたいですね。リリーフで１回、２安打、２失点。
堀内 祐我 内野手（４年 愛工大名電 179/73 右・左）
ミートセンスがあり甘く来れば長打もある選手です。１番セカンドで６－２（１ホームラン、１シングル、２打点、１三振）。
上田 希由翔 外野手（4年 愛産大三河 183/92 右・左）
ここという場面で打てる勝負強さがある選手です。軸がブレないスイングで長打があります。ドラフト指名あるでしょうね。４番サードで４－２（１ホームラン、１シングル、４打点、２四球、１三振）。
飯森 太慈 外野手（３年 佼成学園 163/61 右・左）
バットコントロールが上手くしつこく合わせてくる選手です。足の速さも目を引きます。２番レフトで５－４（１スリーベース、３シングル、１打点、１四球、１盗塁）。
今井 英寿 外野手（２年 松商学園 178/83 右・左）
バットコントロールが上手く変化球で崩されても球を拾ってヒットゾーンに運びます。甘い球は長打にできる選手です。６番ライトで５－４（１ホームラン、１ツーベース、２シングル、４打点）。
＜早稲田大＞
加藤 孝太郎 投手（４年 下妻一 179/77 右・右）
130キロ中盤～後半の直球、スライダー、チェンジアップを投げます。内外突くキレの良い直球と変化球のコンビネーションで打ち取る投手です。この投手も雨の影響か球の出力が本来の出来ではなかったようです。万全な状態での投球をまた観てみたいですね。先発して４回、８安打、５四球、７失点。
熊田 任洋 内野手（４年 東邦 174/76 右・左）
この日はホームランを放つなど長打が打てるようになってきました。学年を重ねるごとにバッティングが良くなってきましたね。守備は安定していますしドラフトで指名があってもおかしくない選手です。３番ショートで３－１（１ホームラン、３打点、１犠飛、１三振）。
明治は打線が爆発して早稲田を粉砕しました。その後も勝ち星を重ね完全優勝しました。圧倒的な投手陣に野手も戦力が充実してまさに常勝軍団が出来上がりましたね。選手層の厚さから大学選手権でも優勝候補の筆頭でしょうね。
早稲田はこれまで打線好調でしたが投手陣の失点が響き打線は４点取りましたが、完敗でした。打線はしぶとく繋いで得点力がりますのでディフェンス力、特に投手力の向上が必要でしょうね。１年生で有望選手がいますので、秋には出てきて欲しいですね。
記録は手元の集計のため公式記録と異なる場合があります。
