アンニョンハセヨ~ニコニコ

 

第4次韓流ブームで韓国ドラマにハマったアラフィフが、17年ぶりの韓国旅行の行動記録をつづっています。

 

今回は、2022年5月から一般公開が始まった青瓦台(チョンワデ/旧・大統領府)の観光記録。

 

旅日記の過去記事はこちらからどうぞ。

 

 

 

青瓦台は、今回の旅行の最優先スポット。

政権交代や隣国との情勢で、公開停止などの可能性はゼロではないと思うので、今のうちに行っておかないと!

 

※青瓦台の解説は、下記サイトがわかりやすいです。

 

 

 

この日は日曜日だったけど、全然混んでいなくて、すんなり入場できた。

外国人は入場料無料という太っ腹!(パスポート必須)

 

正門から入るとすぐに、本館の屋根と背後の北岳山の美しいコントラスト!!

 

全体図。

 メイン級の大きな建物は、真ん中の本館、左下の迎賓館、右上の官邸(住居スペース)。

敷地は驚くほど広い。

 

本館手前のここが撮影スポットらしく、写真を撮っている人がたくさんいた。

 

ドラマや映画で、閣下や大臣たちが車で乗り付ける場所は、本館の玄関にあたる。

とはいえ、現在の本館が建設されたのは1991年とのことなので、80年代までが舞台の作品においては、厳密にはこの本館ではない。

 

本館に入ると、いかにもな光景が広がる!

階段正面での撮影は順番待ちだったので、横からひっそりと。

 

歴代大統領の肖像画コーナー。それぞれの顔からドラマや映画を思い出す。

 

やっぱり第3代と第5代は、記憶に残る作品が多いかな。

 

自分の視聴済作品は、

第3代

『KCIA 南山の部長たち』(※改めてイ・ソンミンの再現力すごい)

 

第5代

『スノードロップ』『応答せよ1988』『タクシー運転手』『1987、ある闘いの真実』

 

第8代:『キングメーカー 大統領を作った男』

 

大統領夫人のコーナーは、肖像画ではなく写真だった(全体的にお友達にはなりたくないタイプばかりだった泣き笑い)。

 

2階の接見室。

 

帰国後すぐに視聴したドラマ『こうなった以上、青瓦台へ行く』で、まさにこの場所が出てきて興奮した(2021年の作品だからセットだと思うけど)。

 

住居スペースの官邸は、伝統家屋(韓屋)の造りで趣がある。

官邸の中には入れないけど、窓越しに食卓や美容室(自宅にあるなんてすごい!)を見ることができた。

 

官邸の敷地内には錆びたバスケゴールがあって、何代の息子が作らせたのか気になったw

image

 

本館以外に、中に入れるもう1つの建物は迎賓館。

 

とはいっても、1階の一部を廊下から見るだけ。

 

青瓦台の見どころは建物だけでなく、敷地内の緑豊かな自然。

 

日本の大名屋敷やお城の庭園のようなレベルで、権力すごいって思ってしまう……。

 

しかし、かつては権力の象徴だった空間のベンチで、今は老夫婦がタッパーの果物を食べていた。

ていうか、タッパーに果物って、韓国ドラマそのものの光景泣き笑い

『ドクタースランプ』で、ヒロイン母がお墓参りの外出に、大量のタッパーを車に積んでいたけど、ほんとうにそうなんだ泣き笑い

 

それと、南部なまりの韓国人と多く遭遇したので、生の釜山弁を聞けて「韓国ドラマみたい!」と感動!

韓国人にとっても新しいスポットだろうし、週末の観光で遠くから来る人も多そう。

 

敷地内には、結構な斜面を登って行くトレッキングコースもあり、時間と余力があれば歩いてみたかった。

 

木陰が多くて涼しいから、夏でも観光できそう。

 

 

 

ヘリポート。

 

この巨大な松の木は、2020年にBTSが大統領に招かれた時の記念撮影場所らしい。

このときは、聖地巡りっぽい人は特に見かけなかった。

 

見学中、日本人と思われる観光客にも全く遭遇しなかったけど、見ごたえがあって、散策にも気持ちがよい場所なので、個人的にはとてもお勧めしたい観光スポット。

 

特に韓国ドラマファンには超おすすめ!

 

ドラマや映画で観た韓国の現代史を感じることができ、現在もいろいろな問題はあると思うけど、少し前の時代よりは国民が安心して暮らせる国になっているように感じた。

 

そうそう! 実際に青瓦台が登場するかはわからないけど、1960年代の韓国を描いた新作『サムシクおじさん』がめちゃくちゃ楽しみ!!

 

今回の旅行期間がちょうど配信直前だったようで、地下鉄の駅で番組の広告を何度も見た。

 

ソン・ガンホ主演なのでてっきり映画だと思っていたら、まさかのドラマ初出演とは!

 

映画スターをドラマへ引き込むディズニーの財力すごいポーン

 

**********

 

次回は、古い街並みが残る韓屋街の散策と、韓国かき氷(ピンス)を食べた話です。

 

ではまたバイバイ

 

※続きはこちら

 

 

 

※関連記事