生物としての不安 | 日陰で絵日記

日陰で絵日記

イラスト描きとその家族の日記

 年末に風邪をひいた。


 こらえていたのでけど、2週間我慢し続けて、最終的に敗北し、2日ほど寝込んでしまった。


 家族4人同じ部屋で眠るボクらは、一人が風邪をひけば風邪は一巡する。


 例外はマヨである。


 マヨは風邪をひかない。

 むーちゃん、アトくん、ボクと風邪をひいても、マヨだけは大丈夫だ。



 そんなマヨも、ボクの風邪がうつり、ついにダウンした。

 顔色悪く食欲なく…。

 翌日市場でお花の仕入れだというのに、ふらふらになっている。



 …大丈夫だろうか…。



 マヨはフラワーデザイナーである。

 そしてフリーだ。

 したがって、頼れる者は自分だけなのだ。

 風邪でダウンするのはあまりに致命的…。




 しかし…6時間後。




 マヨは完全復活を遂げ、市場に出かけていた。


 「気合を入れたら治った」そうである。



日陰で絵日記-20110129_kiai


 ボクが患ったのは2週間と一日。


 同じ風邪がうつって、マヨが風邪をひいていたのは6時間。




 ボクの方がよく食べるし、ボクの方がよく眠る。

 だけどマヨの方が抵抗力があり、マヨの方が回復力がはるかに高い。


 生物として比較した場合、勝っているのは確実にマヨの方だ。



 マヨにあってボクにないもの。




 それが「気合い」なのかな…。




 精神論。

 万事における、最終兵器である(笑)。

 





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