今日はボクの母親の命日だ。
39歳という若さで亡くなった母は、今年40歳になったボクより既に年下。
今会えば、対等に話ができるだろうか? などと思ったりする。
まだ子供の息子二人(ボクと兄)をおいて亡くなる無念さや、もし生きていればさぞむーちゃんとアトくんを可愛がってくれただろうななどと、母についてはついつい色んな想像をしてしまう。
それは「死んだ子の年を数える」のと似て、意味のない事なのだけれど。
マヨのお父さんは44歳で亡くなった。
マヨが10才の時だ。
ボクは11才で母を亡くしてるから、これも奇妙な符号と思う。
「死なないでね」
と、たまにマヨは言う。
むーちゃんやアトくんを「父親がいない子」にしたくないのだそうだ。
その気持ちはボクも同じだ。
ボクたちは、自分達が感じた悲しみや喪失感を、子供たちに味合わせたくないと思っている。
健康。長寿。
若い頃は小馬鹿にしていたこれらのワードが、今ではかけがえもなく大切な事のように思える。
それは腹巻やモモヒキといった、非スタイリッシュなアイテムの本当の価値に気づいた時に似ている。
ボク達は、生きねばならない。
何よりも子供たちの為に。
おふくろよ。
あの頃はもう反抗期に近づいた可愛げのない息子だったけれど、お願いを聞いてくれ。
どうかボクが家族と少しでも長い時間が過ごせるよう、力を貸して欲しい。
ボクも健康に気をつけて…休肝日を設けるようにするから(笑)。
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