まっさらな砂 | 日陰で絵日記

日陰で絵日記

イラスト描きとその家族の日記

 むーちゃんと公園に遊びに行った時、お砂場の清掃というものにはじめて出くわした。



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 ローラーのついた台座の上にふるいを乗せて、スコップですくった砂をその上からかけていく。



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 目の細かい砂だけが落ち、石や異物はふるいに残る。




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 ローラーに乗せるのは、ふるいを大きく揺する為だろう。



 台座の下にたまった砂は、空気を含んでふんわりしている。
 その上に足を置けば、足跡がくっきり深く残る。




 まだ誰も遊んでいない、清掃が済んだばかりのお砂場で遊ぶのは、ちょっとした贅沢だ。



 日に焼けた50がらみの肉体派二人が帰っていく背中を見つめながら、むーちゃんと二人、お砂場に深い足跡を刻んだ。





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