水色のメロディー -5ページ目

高校三年生

赤い夕陽が  校舎をそめて

ニレの木陰に 弾む声

あゝ 高校三年生

ぼくら  離れ離れになろうとも

クラス仲間は  いつまでも

 

泣いた日もある  怨んだことも

思い出すだろ なつかしく

あゝ 高校三年生

ぼくら  フォークダンスの手をとれば

甘く匂うよ  黒髪が

 

残り少ない  日数を胸に

夢がはばたく 遠い空

あゝ 高校三年生

ぼくら  道はそれぞれ別れても

越えて歌おう  この歌を

 

 

高校三年生

 

昭和38年(1963年)

 

作詞・丘灯至夫

作曲・遠藤実

編曲・福田正

歌唱・舟木一夫

 

みなさん、新年あけまして、おめでとうございます。

 

高校三年生

イントロを聴くだけで、私の心は54年前へ飛ぶ。

歌い出しをくちずさむと、小学三年生の自分と再会。

 

聴いて歌って、懐かしく新しい。

青春歌謡の金字塔!

舟木一夫さんの、名実共の代表曲!

高校三年生

 

あまりに名曲すぎて、舟木さんの歌声が青春していて。

称賛する言葉は不要なくらいの、にっぽんの代表曲!

高校三年生

 

♪  赤い夕陽が 校舎をそめて

♪  フォークダンスの手をとれば

♪  越えて歌おう  この歌を

 

作詞、作曲、編曲、歌唱。

四つの魂が爽やかに温かく結実した昭和の歌!

 

高校三年生

 

にっぽんの歌  名曲ひとつ  水色のメロディー

私、失敗しないので。御意!

ドクターX・外科医・大門未知子

 

この秋、私がハマってしまったドラマです。

相棒よりも科捜研よりも強く印象に残ったドラマ。

 

ドクターX・外科医・大門未知子

 

米倉涼子さん扮するスーパー外科医・大門未知子。

派閥を嫌い、叩き上げのスキルを駆使して手術に臨む。

医療界の金脈にメスを入れる社会派ドラマ。

 

「私、失敗しないので」

この言葉は患者の命を救う、大門未知子の覚悟。

物語の展開は愉快・痛快・スカッとします。

 

脇を固める共演者達も個性あふれるキャラクター。

西田敏行さん、泉ピン子さん、岸部一徳さん、内田有希さん。

岸部一徳さん扮する「神原晶名医紹介所」

ここに在籍する大門未知子、城之内博美

この二人がフリーランスの外科医・麻酔科医として

毎回起こる難しい手術を成功に導く名コンビ。

 

番組の終盤、神原晶が院長室へやって来て。

「今回も、うちの大門と城之内を使って頂きありがとうございます」

と言って「メロンです、請求書です」

同じパターンなのに安心と楽しさが融合したシーンですね〜

 

共演陣もなかなかの芸達者揃い。

インテリ外科医・北野先生の言葉に織り込む英語のシーン。

大門をデーモンと呼びつつ協力する、外科医・加地先生。

院長に服従を示す外科部長・西園寺先生。

独特のポーズで発する言葉「御意!」

 

ともすると暗くなりがちな医療ドラマですが

随所に盛り込まれたコミカルなシーンがアクセント効果に。

今年の第4シリーズは最終2話でドキドキの展開に。

 

大門未知子の良きサポート、城之内博美の難病発覚!

大門の実力を持ってしても完治は困難な症状・・

一度行なった手術では途中で患部を閉じざるを得ない結果に。

良き片腕・城之内博美を救えないのか・・

 

だが、一度目の手術で施した大門の術式が功を奏して

症状に回復の兆しを確信、再び手術を。

個性あふれる外科医達の協力もあり無事に手術成功。

 

ハラハラドキドキさせながらもハッピーエンド。

 

毎回、最終的には大門未知子の手術は成功。

「私、失敗しないので」、その通りになるラストシーン。

医療版・水戸黄門と言ったところでしょうか。

 

 

リンゴ村から

おぼえているかい  故郷の村を

便りも途絶えて  幾年過ぎた

都へ積み出す  真赤なリンゴ

見るたび辛いよ  俺らのナ

俺らの胸が

 

おぼえているかい  別れたあの夜

泣き泣き走った  小雨のホーム

上りの夜汽車の  にじんだ汽笛

切なくゆするよ  俺らのナ

俺らの胸を

 

おぼえているかい  子供の頃に

二人で遊んだ  あの山小川

昔とちっとも  変わっちゃいない

帰っておくれよ  俺らのナ

俺らの胸に

 

 

リンゴ村から

 

昭和31年(1956年)

 

作詞・矢野亮

作曲・林伊佐緒

編曲・川上英一

歌唱・三橋美智也

 

年の瀬になると、ふと、ふるさとを想い出す。

皆さん、そんな経験お有りでしょうか。

三橋美智也さんの「リンゴ村から」

この曲には「ふるさと」、「郷愁」を感じます。

 

♪  おぼえているかい  故郷の村を〜

 

民謡と流行歌が清々しく相まって生まれた名曲。

くちずさんでしまいますよね〜

 

故郷のある、あなた、おぼえていますか故郷の景色。

故郷持たない、あなた、おぼえていますか子供の頃を。

 

三橋美智也さんの哀愁のある歌声を聴いていると、

ふるさと持たない私ですが、子供の頃が甦ってきます。

鬼ごっこ、かくれんぼ、メンコ、ビー玉、チャンバラごっこ

 

みんなの心にたいせつな想い出として。

誰にもあります故郷は。

 

♪  おぼえているかい  子供の頃に〜

 

リンゴ村から

 

にっぽんの歌   名曲ひとつ   水色のメロディー

長崎から船に乗って

長崎から船に乗って  神戸に着いた

ここは港町  女が泣いてます

港の女は お人好し

いいことばかりの  そのあとで

白い鴎に  あゝ騙される

あゝ  騙される  彼岸花

 

横浜から船に乗って  別府に着いた

ここは小雨町  女が泣いてます

南の女は 一本気

湯の花祭の いたずらに

ちょっとだけよが  あゝ命とり

あゝ  命とり  紅椿

 

函館から船に乗って  東京に着いた

ここは日暮れ町  女が泣いてます

都会の女は うすなさけ

惚れているやら いないやら

なんでもなさそに  あゝ傷ついた

あゝ  傷ついた  芥子の花

 

 

長崎から船に乗って

 

昭和46年(1971年)

 

作詞・山口洋子

作曲・平尾昌晃

歌唱・五木ひろし

 

「よこはまたそがれ」で一躍スターの仲間入りを果たした

五木ひろしさん、その第ニ段が「長崎から船に乗って」

日本各地の名称を歌詞に織り込んだ、ご当地ソング。

作詞の山口洋子さん、作曲の平尾昌晃さん共に

五木ひろしさんの柔らかい小節回しに着目。

 

♪  白い鴎に  あゝ騙される  あゝ  騙される〜

 

♪  あゝ〜  このフレーズに民謡の香りを含ませた名作。

 

下積み時代に培った多種多様の音楽性、その実が開花。

五木ひろしから45年!

デビューからの通算51年!

今や歌謡界のトップと言っても良い歌手・五木ひろし!

 

そう言えば昌子ちゃんも「長崎から船に乗って」

アルバムでカバーして歌っていますね〜

五木ひろしさんと森昌子さん

二人のデュエットで「長崎から船に乗って」

だけでなくて、たっくさんの、にっぽんの歌!

歌い継いでいってほしいものです。

 

 

俺たちの歌 今どこに

小さな路地の  焼鳥の

匂いのような  唄だった

日暮れになれば  あったかく

心の憂さを  消してゆく

俺たちの唄  今どこに

 

赤提灯の  盃に

いつでも浮かぶ  唄だった

別れた人の  想い出が

小節の中に  沁みている

俺たちの唄  懐しい

 

夜更けの町を  流してく

ギターが似合う  唄だった

知らない同士  肩寄せりゃ

やる気がいつか  湧いてくる

俺たちの唄  唄いたい

 

 

俺たちの歌 今どこに

 

昭和53年(1978年)

 

作詞・横井弘

作曲・船村徹

歌唱・美空ひばり

 

ひばりさんのサラリとした歌唱の中に聴かせる深み。

ひばりさんの こういう曲って大好きな私です♪

作詞が横井弘さんと知って昌子ちゃんを思う私〜

下町の青い空!昌子ちゃんの曲の中で一番好き〜

 

この曲を聴いて、口ずさみながら想います。

「俺たちの唄、今どこに」あるんだろうなぁってね〜

そりゃあ、平成にも良い曲はありますよ。

けれど、みんなが口ずさめる曲って・・どうかなぁ

 

♪ 赤い夕日が  校舎を染めて〜

♪ 街の灯りが とてもきれいねヨコハマ〜

♪ ヒュールリ ヒュールリララ〜

 

こんなふうに口ずさめる曲を聴きたいなぁぁぁ

と言うか、昌子ちゃんがカバーしてアルバムに!

そうだよ、そうだよ、ソースだよ〜〜〜

「俺たちの歌、今、昌子ちゃんの歌声で甦る」

って言えるんですけれどね〜〜

 

♪ 俺たちの唄  今どこに〜

 

「俺たちの歌 今どこに」

 

にっぽんの歌   名曲ひとつ   水色のメロディー

逆転

予定していた入院・手術・・逆転キャンセル!

私が住んでいる県営団地、建て替えが進んでいます。
12月に建物完成予定。
その前に今「仮移転」している人の説明会・抽選会
それだけで済めば、私が慌てることなく手術でした。

数ヶ月前から囁かれていた事ですが
「仮移転」している人が全世帯「戻り入居」しても
尚、40件ほど空き部屋が出てしまう。
本来は権利のない私の住んでる「棟」を含め「4棟」
「直入居」仮移転せず直接入居出来るチャンス!
入居意向調査、説明会、抽選会。
この流れが当初の予定より早まり手術・退院後と
重なってしまう恐れが・・
主治医に質問と併せ状況を伝えるも。
「団地のことは分かりません、どうしたいの?」
「今どうしても手術しなくてもいいですよ」

今回は入院・手術を避け、経過観察という結果に。
なんでこうなるの!


昭和47年度(1972年度)・日本レコード大賞

昭和47年12月31日・TBS系列・生放送

司会・高橋圭三、森光子

 

【新人賞】

麻丘めぐみ「芽ばえ」♪もしもあの日あなたに〜

青い三角定規「太陽がくれた季節」♪君は何を今〜

郷ひろみ「男の子女の子」♪君たち女の子〜

三善英史「雨」♪雨に濡れながら佇む人がいる〜

森昌子「せんせい」♪淡い初恋消えた日は〜

 

【歌唱賞】

小柳ルミ子「瀬戸の花嫁」♪瀬戸は日暮れて夕波小波〜

五木ひろし「夜汽車の女」♪暗い夜遠い街〜

和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」♪あなたに逢えてよかった〜

ちあきなおみ「喝采」♪いつものように幕が開き〜

沢田研二「許されない愛」♪忘れられないけど〜

 

【作詞賞】

千家和也・「終着駅」(奥村チヨ)♪落ち葉の舞い散る停車場は〜

 

【作曲賞】

都倉俊一・「どうにもとまらない」(山本リンダ)♪噂を信じちゃいけないよ〜

 

【編曲賞】

土持城夫・「ハチのムサシは死んだのさ」♪ハチのムサシは死んだのさ〜

 

【大衆賞】

 

天地真理「ひとりじゃないの」♪あなたが微笑みを少し分けてくれて〜

橋幸夫「子連れ狼」♪シトシトピッチャン シトシトピッチャン〜

 

【童謡賞】

ダークダックス「ペチカ」♪雪の降る夜は楽しいペチカ〜

(「冬の夜」、「旅愁」)

 

【企画賞】

「ピンポンパン体操」♪ズンズンズンズン ズンズンズンズン ピンポンパンポン〜

 

【特別賞】

越路吹雪

石本美由紀

 

【最優秀新人賞】

麻丘めぐみ「芽ばえ」

 

【最優秀歌唱賞】

和田アキ子「あの鐘を鳴らすのはあなた」

 

【日本レコード大賞】

ちあきなおみ「喝采」

 

 

 

 

 

 

 

人生って・・その2

看護師「鎮静剤をうちますね」

看護師「検査は10分程度です、眠気が覚めるまで休んで」

 

マウスピースを付け検査開始。

麻酔飴の効果で痛くもかゆくもありません。

だが困った!

まったく眠くならない!いやなれない・・・

検査の終わった他の患者さんは眠っているのに。

私は検査が終わっても、なんともない。

看護師さんが休憩場まで支えてくれても

「いや、普通に歩けるし、もう帰りたいなぁ」

でも一応、椅子に座って休憩してみたものの変化なし。

 

前日の夜9時以降、水以外口にしていないので、

「お腹へった〜」

ちゃんと検査出来たかどうか・・

今週の水曜日(28日)は、CT検査

土曜日(10月1日)に、やっと診察。

そこで、検査結果と併せ、入院・手術の説明を

受けられるかどうか。

 

 

 

正直、これだけ長く検査、検査というのは

心身共に疲弊してきます。

「いっそ、手術やめちゃおうかなぁ」

 

 

 

 

人生って・・その1

春夏秋冬それぞれに、季節の変わり目ってありますね。

私の場合、毎年必ず「夏から秋」この変わり目が鬼門です。

9月!どんなに注意していても体調を崩してしまいます。

 

今年は更に、急性胆のう炎という病プレゼント(?)付き。

最初の痛みが出たのが6月25日、今日は9月25日。

丸三ヶ月経って尚、状況進展せず・・

 

9月10日(土)の検査・診察の日。

医師「肝臓から通っている胆菅という、管(くだ)」

医師「この管と胆のうから出る胆汁の合流する所」

医師「この際どい場所に石がくっ付いてしまってます」

医師「腹腔鏡だと胆管を傷つける恐れがあり」

医師「石が胆管にポロッと落ちてしまう恐れもあります」

 

8月27日、MRI検査を基に話される医師の言葉を聞き、

「どうすりゃいいのさ」と、心でつぶやいた私でした。

余談ですがMRIって体を固定され振動と音が恐ろしや〜

 

結果、当初予定の9月末の入院・手術は延期。

 

 

 

 

先日(23日)、内視鏡検査(胃カメラ)

これがまた初体験で困りました。

検査前に何やら液体を飲み、コーヒー味の麻酔飴(?)

 

緑の地平線

なぜか忘れぬ  人ゆえに

涙かくして  踊る夜は

ぬれし瞳に  すすり泣く

リラの花さえ  懐かしや

 

わざと気強く  ふりすてて

無理に注がして  飲む酒も

霧の都の  夜は更けて

夢もはかなく  散りてゆく

 

山の煙を  慕いつつ

いとし小鳩の  声きけば

遠きゆくてに  ほのぼのと

緑うれしや  地平線

 

 

緑の地平線

 

昭和10年(1935年)

 

作詞・佐藤惣之助

作曲・古賀政男

歌唱・森昌子(原曲・楠木繁夫)

 

 

私は、どの歌手でも、レコーディングした

その時の歌声に忠実な歌唱を望んでいます。

「緑の地平線」、昌子ちゃんアルバム歌唱あります。

が、例外と言いましょうか、なんと申しましょうか。

たぶん「NHK歌謡ホール」かと思われる、

ここで「緑の地平線」をツーコーラス

歌っている昌子ちゃん、聴き惚れる歌声♪

 

音に詩を乗せて、優雅に且つリズミカル

何かスウィングしているかのような歌声と表情。

何回聴いても、聴き飽きない、耳に心地よい響き。

歌手・森昌子の真価発揮と思える

巧さを超えた、巧さとしか言いようがない素晴らしさ。

 

デビューから5年、10年とキャリアを重ね

心で歌う、その歌声が、表情に、立ち居振る舞いに

余裕として現れている。

「緑の地平線」、昌子ちゃんの歌声

手放しで喜べる名唱ぶりだと思う私です♪