【詩】はじけろ笑顔!木漏れ日の中でまどろんでいる。涙の中で暮らしている。昨日の傷痕をいたわり、笑顔が欲しくて笑ってみた。ひきつる口元は、悲しみにさよならと言いたい。でも、辛いことがあるから、うれしい時にいっぱい笑うんだよ。ランドセルに笑顔を詰めて学校にゆくあの子も。革靴を踏み締めて会社にゆくあの人も。心は弾んでいてほしい。わだかまりも引き連れて、生きる垣根なんて取っ払って。みんなが笑い合う午後。幼児の俺/旧浜松市動物園にて笑顔/ いきものかがり笑顔/ 松浦亜弥