矢島里佳「aeruの1度の『贈る』が、たくさんの好循環を生み出す。」 | 輝く女性応援会議オフィシャルブログ「すべての女性が輝く日本へ」Powered by Ameba

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今回の投稿は、日本の伝統技術を活かして赤ちゃん・子ども用品を作っている株式会社和える 代表取締役の矢島里佳さんです。


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みなさんこんにちは。



株式会社和える 代表取締役の矢島里佳です。



2011年3月16日、和えるは、古き良き日本の伝統と、今を生きる私たちの感性や感覚を和えることで、より魅力的な日本を、次世代につなぐためにこの世に生まれてきました。




和えるは、赤ちゃん・子ども向けの日用品を、日本の伝統産業の職人の技術を活かして作っています。



幼少期から、ホンモノ=“本”当に子どもたちに贈りたい日本の“物”、に触れられる環境を創出すべく、私たちは日々、日本全国の職人さんを訪ねて周り、その地域ならではの伝統産業のものづくりを続けています。



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私自身、日本に生まれながら、日本の伝統文化・産業について、ほとんど知らないまま大人になってしまいました。



大学時代、ジャーナリストを目指していた私は、「日本には魅力的な職人の手仕事がたくさんある。」それを知ったとき、20~40代の若手の職人さんを取材する仕事をしたいという企画書を書いて、自ら仕事を探しました。



そして、大手旅行会社さんの雑誌連載のお仕事をいただき、大学時代3年間、職人さんについての連載を行いました。



取材を続けていくうちに、「職人さんが心を込めて作ったものを、小さいときから知ることができたら、もっと多くの人々が日本の魅力に気がつく機会を創出できるはず。そのために、赤ちゃん・子ども向けの日知用品を、生み出し、モノを通して次世代に日本の伝統をつないでいきたい。」



そう思い、職人の手仕事を、赤ちゃん・子どもたちに贈るために、大学4年時に株式会社和えるを起業し、2012年3月には“0から6歳の伝統ブランドaeru”を立ち上げました。



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私は、ジャーナリストの夢を諦めたのではなく、伝えたいことを直接的に伝えられる方法を考え、それにぴったりの手法が起業だったのです。



ですから、私たち和えるは、モノを通して日本の伝統を伝えるジャーナリスト集団であると考えています。




この3年間、モノを通して伝えるということに取り組み続けた結果として、日本の職人が作ったモノを贈るというたった1つの行動が、たくさんの好循環を同時に生み出し始めています。



aeruの商品が子どもたちに贈られることで、地域の雇用創出・産業育成につながる。



子どものときから日本の伝統産業品を使うことで、自国の文化を語れる真の国際人の育成にもつながる。



大人になっても使えるデザインなので、一つのものを長く使うことができ、環境問題の緩和にもつながる。



たった1度の『贈る』から、たくさんの好循環が生まれ始めています。



今日生まれた子どもたちが二十歳になるとき、「日本に生まれてよかった!」と心から思える日本をつなげるよう、これからも頑張ります^^



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和える(aeru):http://a-eru.co.jp



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