両価性の言語化のフェーズ(コミュニケーションを科学する その8) | 人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

(株)働きがい創造研究所社長 (株)FeelWorksエグゼクティブコンサルタント
田岡英明が、人生100年時代の働きがいのつくり方を綴ります。
GET A  LIFE!(人生を楽しもう!)

皆さん、おはようございます。動機付け社中の田岡英明です。
月曜日の朝を元気に迎えられてますでしょうか?
「月曜日の朝が元気な組織はコミュニケーションに溢れています!」
「月曜日の朝を元気に迎えられる人は目標が明確です!」

さて本日は「相手の自発的行動を促すフェーズ」STEP2をお伝えいたします。
STEP2は「両価性の言語化」です。

両価性というのは、ステップ1で明らかになった相手のギャップに潜む以下の言葉です。
相手がそのギャップに対してどのような思いを持っているのかを確認していくフェーズです。

「変わりたいけど、変わりたくない」
「痩せたいけど、食べたい」
「勉強したいけど、遊びたい」
「仕事には行きたいけど、寝ていたい」

といった言葉です。

この言葉の中には、今の現状を変えていきたいといった意思を読み取ることができます。
この段階で慌てて相手の行動を正す関わりをしては行けません。しっかり相手が自分の意思で変わっていこうという思いになるフェーズまで、次週でお伝えする動機付け面接の技法により関わっていかねばなりません。

人には「正したい反射」というものがあり

相手「お酒は健康にいいんです」
自分「いいえ、お酒は肝臓の病気の原因になり・・・」
相手「はい。わかっています。でも、私の祖父は・・・」

のような会話をしてしまいます。
まずはぐっと我慢して、相手の両価性をしっかり言語化していってください。

本日も、お付き合いありがとうございました。次週はステップ3:動機付けの関わりです。

動機付け社中 田岡英明
*************************************************************************************
企業に社会に「タテ・ヨコ・ナナメ」の愛あるコミュニケーションを紡ぎます。
月曜日が元気な組織はコミュニケーションにあふれています!
月曜日が元気な人は目標が明確です!
医療人のためのNLPスクール「COMMUNICATION VISION」運営
動機付け社中 Monday Energize Coach 田岡英明
<ホームページ>
Communication Vision~動機づけ社中~
<メールマガジンも配信しております>
*************************************************************************************