カウンセリングのフェーズ(コミュニケーションを科学する その7) | 人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

(株)働きがい創造研究所社長 (株)FeelWorksエグゼクティブコンサルタント
田岡英明が、人生100年時代の働きがいのつくり方を綴ります。
GET A  LIFE!(人生を楽しもう!)

皆さん、おはようございます。動機付け社中の田岡英明です。
月曜日の朝を元気に迎えられてますでしょうか?

さて本日から「相手の自発的行動を促すフェーズ」での関わり方へのSTEP5をお伝えいたします。
STEP1はカウンセリングのフェーズです。現状と目標とのギャップを導き出していく関わり方になります。その際の流れは以下のようなものです。

①相手の目標、在りたい姿をイメージ頂き言語化してもらう。
②現状を分析していく
③現状と目標のギャップの原因を考えていく
④その原因に対するこれまでの在り方を言語化する
⑤目標をイメージし、これから在りたい姿を言語化する
⑥在りたい姿になるための方策を考える

まず、相手に上記の内容を内省する時間をとっていただくことが必要です。
その後、皆様型が信頼関係構築フェーズでお伝えしたステップを利用しながら、一つづつ確認していく関わりをします。

・現在抱えている問題は何なのか?
・どうしてそれが問題なのか?
・何が原因だと思うのか?
・これまでその問題にどのように関わってきたのか?
・この問題があなたにとってどんな制限になっているのか?
・どう在りたいのか?
・目標イメージは?
等々を確認していきます。

これにより、相手の「変わりたいけど、変われない自分」といったものに気づいていただきます。「両価性」への気づきです!

さて、次はステップ2「両価性の言語化」以降の内容をお伝えさせていただきます。
本日も、お付き合いありがとうございました。

動機付け社中 田岡英明