8月30日雪組「壬生義士伝」感想2

さて、私の今回の雪組観劇・千秋楽は、8月30日昼の部でした🍀。今回の公演は、ほぼ、ステージ向かって中央か右側寄りの席だったのですが、この日は左側の端の席。

鳥羽伏見の戦いに向かう、新撰組の隊士たちが、望海さん扮する吉村のかけ声に送られて、銀橋を渡って行くシーンで、斉藤一役のアーサーは「エイエイオー」とは言ってないんだな、とか。

細かい発見も色々あったのですが、この日はその後、だいもんが若手の隊士たちに、暖かく話かけているシーンが印象に残りました✏️。

舞台では、ちょうど、荷台に乗せられた沖田君が運ばれていく場面なのですが、結構長い間、話しこんでいて。

所々、声が聞こえて来るので、「何を話しているのだろう」と聞いてみたのですが、ものすごい東北弁で。しかも毎日新しいアドリブなのか、話しかけられた若手の方が、目を丸くして「ええっ❓」と聞き返していて、話の内容が気になりました。

この部分は、お茶会でも話題になっていたようですが、悲しくもあり、苦しくもあり、子供好きで優しく、良い師範でもあったとされている吉村の一面も垣間見れる場面だったかなと。

今回のだいもん。笑顔の場面も多く、控えめに目を伏せる場面も多く、望海さんの伏せ目の美しさにも、何度も見とれてしまいましたが、

誰かを守ることとか、誰かに守られたこととかを、随所で思い出す作品だったようにも思います。

この「壬生義士伝」の制作発表で、原作者の浅田次郎氏は、「日本人の心を書いた」と話されていて。浅田氏が書きたかった「日本人の心」って何だろうと、何度か考えてみたのですが、だいもん演じる吉村からは、日本人の心の素晴らしさと、ちょっと困ったところ。。

その両方が、垣間見れた感じが、また、だいもんらしくて良かったなと思いました。望海さんが演じると、説得力が増すのは、このあたりの解釈の深さなのかなと。

今回、真彩ちゃんの京都のお嬢様役も可愛いくて、一度くらいは、望海さんと真彩ちゃんの普通の恋愛モノも観てみたいなとも思ったのですが、やっぱり、そうはいかない、単純な役はさせたくない、2人なんですかね～。

あと、個人的には、原作を読んで感動した、佐助さんに、もっと台詞を話してもらいたかったのですが、リーシャさん演じる佐助さんの存在感もちゃんとあって、良かったなと思いました。

そしてこの日も、ラスト、咲ちゃんが大粒の涙をこぼしながら、銀橋を渡っていきました。立派なお侍さんでした。ショーでのスター感も半端なく、大きくなったな～と♥️。

KAATでの主演作も、楽しみです。

あと、ひとこちゃん。獅子座はリニューアルの星回りなので、移動あるかな、、とは思っていたのですが、うーん残念。芝居心もあるし、ダンスも歌も上手いし、私、ひとこちゃん、結構好きだったのですが。

朝月希和ちゃんも、キレイだったのにな。。特にショーでは、毎回目を引いていました。

花組でのお2人の活躍を、祈りたいと思います🌺。

ということで、この日も、ショーの大階段のラテン黒燕尾にドキドキ💓&おなかいっぱいになって帰宅しました。流石にだいもん、やせたかな、、身体気をつけて欲しいなーと思ったのですが、全国公演も楽しみです～。

チケット、実はまだ取れてないので、コマンドしよう💪。公演数が、限られているんですよね～💧💧💧。

皆様も、楽しい秋を秋🍁🎑。私は、明日から講座仕事。この秋はバリバリ働きます☺️。

⭐華川瑶香⭐KAGAWAYOKO

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