今日は大学の春休みで帰っている娘と2人で出かけました。
来年の成人式では、私が20歳の時に着た着物を着たいと言っています。
お正月に帰ってきた時に、仕舞ってあった振袖を出し、袖を通してみた娘。
見て直ぐに、ママの振袖を着たい!と。
この時間を大切にしたいなあ、と思います。
私の祖母は私が15歳の時に他界したのですが、
成人式のお祝いをしてあげられないから、と、母に託してくれたお金で、母が用意してくれた振袖でした。
母と一緒に知人の呉服問屋さんへ行き、反物から選んで仕立てて貰ったものです。
着物と共に、その時の光景が思い出され、祖母や母の暖かい気持ちが伝わってきて幸せな気持ちになりました。
30年以上の年月を経て、娘が着る。
日本の着物の素晴らしさを感じます。