成功した研究者にもっと報酬を | パワハラ被害者が在職したまま激闘

パワハラ被害者が在職したまま激闘

退職・異動せず、パワハラと奮闘する兼業主婦の記録です。
夫婦で最高裁までやって棄却されたけど戦います(しつこい)。
退場するべきは加害者です。

研究を成功に導いた社員にはもっと多くの報奨を与える制度(法律?)が必要と考えています。

 

企業での研究は成功より失敗が圧倒的に多いです。

成功する人間は一握りです。
関わった人間の中でも、その中心であった人間はさらに少ない。

 

さらにお国柄から、自分がやったことを普通に主張しただけで、傲慢だと周囲に思われます。

 

成功者は、自分だけの手柄だとは思っていませんし、会社の設備・投資や周囲の力があったからできたことだという事はわかっています。

 

それでも、経験上、周囲の社員たちは以下のようなことを言い始めます。

 

「みんながいたからできたのに」
「自分一人でやったみたいに勘違いしている」
「そんなに優秀ならひとりで研究すればいいのに」
「たまたまいいテーマが当たっただけ」

 

逆です。

 

その人(達)がいなければ、成功の種は見つからず、育たなかったのです。
そういったキッカケをつかんでくる才能というものがあります。
他のひとだったらスルーしてしまうようなものを拾う能力です。

 

無い人には本当にありません。

 

みんながいても、その人がいなければ成功はなかったわけです。

 

でも、日本の多くの企業では、成功者は謙虚に振る舞うことを期待されています。
「僕だけの力じゃないんで・・・」と言いながら、失敗ばかりの社員と同等の給与で働くことを期待されています。

 

奴隷です。

 

血のにじむような努力をして成功したのに、まったく報われない訳です。
それどころか、昇進だけに注力した研究員に待遇が劣るようになってきます。

弊社にもいますよ、媚だけで昇進し、執行役員にまでなったのに天下り先にお断りされたような無能が。


それを見た周囲の社員も「頑張らない方が得」だと思い始めます。
結果を出さなくてもお金がもらえるし、結果を出しても特に大きな報奨もないのですから。

 

 

そんなわけで、本当に優秀な日本人は海外に逃げていくようになってしまっています。
もったいないですね。