団体交渉二回目 | パワハラ被害者が在職したまま激闘

パワハラ被害者が在職したまま激闘

退職・異動せず、パワハラと奮闘する兼業主婦の記録です。
夫婦で最高裁までやって棄却されたけど戦います(しつこい)。
退場するべきは加害者です。

二回目になる団体交渉を申し入れました。
これは拒否するとさすがにマズイので、会社は応じました。

 

やばいことだらけだと分かっているので、会社側はほとんど言葉を発しません。

「はい・いいえ」すら発言しません。
双方録音しているからです。

 

寝ていたようにも見えました。

 

今日は偽証の件を突っ込んだ際のことを書きます。
我々は、裁判でパワハラ部長が偽証している可能性が濃厚であることを指摘しました。

執行役員が偽証している可能性が高いが、会社としてどう考えているのか聞かせていただきたいという事です。

 

【偽証1】
●会社側主張:C作成→パワハラ部長
(パワハラ部長証言、Cの陳述書より)

●こちらの主張:D→パワハラ部長
(Dに電話:作成者はわからないがCではないと発言)

 

DはCの上司で、Cはパワハラ部長の上司です。
会社の主張が真実であれば、団交の場で堂々と「偽証していない」と主張すれば良いのですが、会社側は一言も発しませんでした。


【偽証2】
「パワハラ部長は数個の合成物から、化学的な傾向をつかむことができる」

→結論から言うと、できないことが圧倒的に多いです。

 

数百、数千と合成したところで、「わからない事すらわからない」とうちきりになる仕事が多いです。

 

嘘をつく人間は冗長な言葉でごまかそうとする傾向があります。
パワハラ部長は保身のために自分が優秀な科学者であり、数個の化合物で傾向をつかめると言ってしまいました。

 

そこで、会社側には
「パワハラ部長には何を何個作れば開発まで持っていけるのか、各テーマについて指示をしてもらいたい」
と要求しました。

 

この要求は完全に労使にとってwinwinな要求ですので、拒否する理由が見当たりません。
超優秀な科学者なら、フル活用して利益を出すのが経営の在り方です。

できないとは言えないでしょう。

パワハラ部長は宣誓の上で証言をしてしまったのですから・・・。

 

パワハラ部長の証言は嘘だらけでしたが、「明らかに記憶と異なることを証言した」と証明できそうなのはこの辺までです。

 

 

さて、こういう事をしていると、「あんたは会社を訴えられるほど何の落ち度もない人生を送っているのか?」と言う輩が必ず出てきます。
被害者の罪悪感のようなものを煽ってコントロールしようとしています。

 

20年以上も生きていれば、全く落ち度のない人生を送ってきた人などほぼいないと言えるでしょう。
未成年で飲酒・喫煙、喧嘩、暴言、いじめ、交通違反、ひとを騙す・・・(軽微なものを含む)。
人に言いたくないことの一つや二つ(もっと?)誰でもあります。


人間は完璧ではないので、仏のような人格を求めているわけでも、プライベートでクリーンな生活を送ることを求めているわけでもありません。
私生活で愛人がいようと、ギャンブルにはまっていようと、それをどうこう言う気は全くありません。

 

我々だって、完璧な人生を送っているわけではないのですから。
パワハラ加害者がどんな思想を持ち、どう行動しても、知ったことではないのです。
会社で人格攻撃や違法行為をやるなと言っているだけです。