ノー残業デー(笑) | パワハラ被害者が在職したまま激闘

パワハラ被害者が在職したまま激闘

退職・異動せず、パワハラと奮闘する兼業主婦の記録です。
夫婦で最高裁までやって棄却されたけど戦います(しつこい)。
退場するべきは加害者です。

ノー残業デーというものがあります。
最近、私の会社でもこの制度ができました。

 

で、どうなったか。

 

従業員たちは、ノー残業デーには定時近くに帰ります。
彼らは上のいう事には従うのです。
そして、休日に録時せずに仕事をし、ノー残業デーのせいでできなかったことを片付けています。

 

何のためのノー残業デーなのでしょう。

 

一応従業員たちは一般的に高学歴と呼ばれる人間達です。
でも、法律は全くわからんちんな集団です。
上司の命令>法律
と、本気で思っているようです。

 

実際のところは、
法律>労働協約>就業規則
です。

会社が勝手に変えられる就業規則は、労働協約と反対の内容であれば従う必要はありません。
労働協約より法律が上位のルールです。


労働基準法は教育や周知の義務がありません。
もちろん、ブラック企業は従業員に教育を行いません。

 

教育をせず、残業をするのが当然という環境を作ったうえで、みんながしないから残業申請をするべきではないという空気を作っていく。
むしろ、残業申請をすることに罪悪感を覚えるように教育するわけです。
ついでに、定時に帰る社員が忠誠心や向上心が低いという刷り込みも行われます。

 

長く働くことは美しいですよ、という事です。
実際は施設を勝手に使用して光熱費が無駄ですし、事故でも起こされたら労使双方にとって迷惑なのですが。

 

 

さて、時間内でできる仕事をわざとトロトロ進め、毎日残業をする人がいます。
論外でしょう。
こういう人にこそ上司が指導をし、賞与や昇進で差を付けていくことで時間内に効率良く結果を出した者が利益を得られるようにしていかなければならないと私は思います。

 

休日に録時をせずに仕事をしている社員がいたら、

 

「頑張ってるね!」

 

と激賞するのではなく、

 

「ちゃんと録時しなさい」

 

と指導するのがホワイト企業です。

私の会社のようにホワイトぶっている会社はオシロイ企業というらしいです。

 

労働力を搾取されないよう、労働者側もただウチの会社酷いとか言ってないで、知識を付けるべきです。

 

これは個人的な考えですが、社畜さんたちは育児・介護・家事をメインでやってみたらいいのだと思います。

きっとワークライフバランスというやつを考えるようになるでしょう。

 

無理やりにでも定時に帰って自分が家のことをやらないといけないという生活。

育児・介護・家事に休日なんてない。

誰も代わりがいない。

これを数カ月続けていけば、長時間労働を美徳とする価値観がちょっとは薄れるのではないでしょうか。

 

私にサービス残業を強要していた上司は部下にこう言っていました。

「年末に有休取ると大掃除させられるから、会社にくるんだ」

こういう人だからパワハラできるんだとちょっと納得でした。