冨島 義幸(日本建築史) | 科学カフェ京都(特定非営利活動法人)

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◆◆ 科学カフェ京都 第161回定例会 ◆◆




日時: 2019年 4月 13日(土) 2時~4時30分


話題: 『まぼろしの巨塔を巡る思索』
   ー法勝寺八角九重塔と相国寺七重塔の姿・意味ー


講師: 冨島 義幸 先生
京都大学工学研究科 教授
専門:日本建築史
https://press.archi.kyoto-u.ac.jp/laboratory/history/
https://kyouindb.iimc.kyoto-u.ac.jp/j/pR3jM

会場: 京都大学理学研究科セミナーハウス
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/access/campus/map6r_n.htm
(上記地図の番号10の建物です)



概要:
今日、京都にのこる最大の木造の塔は東寺五重塔で、基壇もふくめたその高さは約56m。日本でも最も高い木造塔だ。しかし、かつて京都には、これをはるかにうわまわる塔が立っていた。白河天皇の法勝寺八角九重塔と足利義満の相国寺七重塔である。いずれも失われてしまったが、法勝寺の塔は約81m、相国寺の塔は約109mもあったとされる。これらの巨塔はどのような姿だったのか。また白河天皇や足利義満は何を意図してこのような高い塔を建てたのか。まぼろしの巨塔の姿と意味について考えてみたい。


参考:
https://www.amazon.co.jp/dp/4831874728/
https://www.amazon.co.jp/dp/4642080325/