ヘンリーの法則って難しい? | 化学の計算の練習!

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化学Ⅱの理論分野は面白いが,やはり苦手とする人は多い。
状態方程式ヘンリーの法則が苦手という話をよく聞く。

ヘンリーの法則は,教科書には色々書かれているが,下の内容だけ理解すれば充分である。

①水に対する溶解度の低い気体で成り立つ法則である。(アンモニア塩化水素などはダメ)
②気体の溶解する粒子数[mol]は,圧力に比例する。(とりあえず質量は気にするな!)
③気体の溶解する粒子数[mol]は,水の量に比例する。

②・③は感覚で理解できるだろうと思う。

④気体の溶解する粒子数[mol]は,温度が低いほどよく溶けるが,温度変化に伴う溶解度の変化は
式で表すことができない
なので,問題文で「0℃,1気圧のときに(気体)はV mL溶ける」と指示されている。これを比例定数とする。

まとめると,
化学がちょっとだけ好きな社労士
となる。
追記>誤植があったため,画像を差し替えました。