関澤潤一郎先生の書籍は、これで5~6冊目。共著を含むと把握しきれない。
最近だと、コロナ禍に、水郷地帯のタウン誌にも著者近影画像を掲載して扱われていた。
昭和書籍あるあるだが、住所と電話番号は削除しておく。
東京書店の、このシリーズは表紙の油絵が特長だ。
いつか、小西茂木先生の「淡水大魚釣り」も入手したいと思う。
井伏鱒二先生と語らう姿も掲載されているが、その次頁が興味深い。
文釣家、先輩たちが目指したもの。
人伝に、ウキ師・北城錦氏の実父と聞いているが、どこにも記載がない。
ヘラブナ釣りの釣技や楽しみ方はもちろん、釣りを通じて自然と対峙する、そうした姿勢を著書に描いている。
だから・・・
同書には、こうした頁もあった。
かつて自分も某専門誌に「釣りのテクニックを語れる人はたくさんいるが、釣りにまつわる話で広げられる人がいない。ヘラブナ釣りに関わるけれど直接じゃない内容で書いて欲しい」と依頼され、連載をしていたことがある。
鳥も、博物館(近所ではあるのだが)まで行って調べて書いたのを思い出した。