季節外れ大量イワシでうれしいはずが…漁港にごみ、魚の残骸が散乱の迷惑行為でヒドい状況に
2/21(金) 18:07配信
中京テレビNEWS
最近話題となっている、季節外れに大量のイワシが釣れているという愛知県南知多町の「豊浜漁港」。しかし、その影響か、漁港で“ヒドい”変化があったようなんです。
車に貼られたステッカー
雨の港に止められた1台の車。
その後方窓には、ごみで描かれた魚とその魚を釣り上げているような釣り人のデザインのステッカーが。
大石峯世さん
これをデザインしたのは、休みのたびに釣りに出かけるという大石峯世さん。
「これは家から持ってきたごみ袋とごみ取り用のトングなんですけども」(大石峯世さん)
この日行われていたのは、ごみ拾い。
豊浜海釣り公園(愛知・南知多町)
実はごみが散乱している釣り場をきれいにしようと、SNSで一緒にごみ拾いする人を呼びかけたそうです。
メンバーたちが向かったのは、季節外れにイワシが大量に釣れている愛知県南知多町の「豊浜海釣り公園」。この公園にある桟橋ではこの日、200人ほどの人々がイワシ釣りを楽しんでいました。
「きょう40匹ぐらい釣ったんじゃないかな」
「サイズも大きいので楽しいですね」(釣り人)
イワシの大群
特別な許可を得て水中を撮影してみると、イワシの大群が。まるでトルネードのようです。
本来イワシは、伊勢湾では夏から秋にとれる魚。しかしことしは黒潮の影響で海水温が高く、イワシが居座ってしまった可能性があるそうです。
放置されたごみ
そのため、連日、大賑わい。しかしある問題も起きているといいます。
「すごいですよ。ごみまるけ(だらけ)ですよ。この桟橋」(釣りに来ていた男性)
マナーを守らず、ごみを放置して帰る一部の釣り客たち…。
「何のごみですか?」(記者)
「これは釣りのごみですね、エサのごみとか、コンビニで買ってきたおにぎりのごみとか捨てられています」(大石さん)
他のボランティアが集めた大量のごみ
イワシが簡単に釣れるということもあって、多くの人が集まれば、マナーを守らない人も多くなり、大石さんたちが活動したこの日の前日にも、他のボランティアが大量のごみを集めていました。
ヒラメの残骸
その横には、釣ったとみられるイワシが放置され、さらに…。
「料理してそのまま捨てていったんですかね。ひどいな、針までついている」(大石さん)
ヒラメをさばいた後の残骸が捨てられていました。
大石峯世さん
1時間ほどの活動で集められた多くのごみ。
「ごみが増えると(この釣り場が)釣り禁止になることもあるし、なによりも生態系を壊すことにもなるので。ごみは自分で持ち帰ることをしっかりしてほしい」(大石さん)
中京テレビNEWS
個人の意見
にわか『釣り人』が増えることで起こるモラルハザード。
しかし『釣りをしない人』から見れば、にわかも『釣り人』。
実は、にわかは、真の『釣り人』よりも『釣りをしない人』に近い人間。
しかし、釣りをしているから『釣り人』だと思われてしまうのは心外だ。
だから『釣り人』たちが一番大事に守っている釣り場を汚しても『釣り人』じゃないから気にしない。こうした問題は、釣り人や釣りじゃなくて、中途半端な人間のいい加減な意識から引き起こされているのだと思う。ずううううううっっっっと、釣り人のゴミ問題が取り上げられてきているけれど、もう真の『釣り人』はきちんとしていると思う。
にわか『釣り人』がずううううううっっっっと無視してマナーを破り続けている。
あなたは、真か、にわかなのか・・・釣り場での行動を、振り返って欲しい。