文化の日の祝日に、無事に幕が降りて一週間。。。
いまだに名残惜しい気持ちの月組博多座公演。
多くの皆さんがおっしゃるように、
博多という地、博多座という場に、
ピッタリの演目『川霧の橋』でしたね
日本物で青天に和服姿のれいこさん
あまりのその神々しさに、
身震いするほどの、畏怖の念すら抱く思い。。。
"美"とはほんとうに恐ろしい。
"美"とはほんとうに素晴らしい。
「美しさは力であり、微笑はその剣である」 チャールズ・リード(19世紀イギリスの作家・戯曲家)
「本当の美とは人を黙らせるものであります」 三島由紀夫(日本の小説家、劇作家)
初日におもわず手を合わせたくなりました。。。(笑)
こんなにも日本物・青てんの似合う現役ジェンヌさん、たぶん他にいないんじゃないでしょうか
幕開きの炎の中の情念の世界、和太鼓の迫力、お祭りの中の華やかさ・・・
勢いのある緩急つけた台詞まわし、表情、目じから、立居振るまい、しぐさ・・・
れいこさん、活き活きとフレッシュにキレのいい幸次郎を演じておられましたね!!
若々しい幸次郎
勇敢な幸次郎
寂し気な幸次郎
優しい幸次郎
男らしい幸次郎
新男役トップスターとして、大きなプレッシャーの中、
主役の大役を務められ、見事に“れいこさんの幸次郎”を創り上げられたのではないでしょうか。
前任のたま様が、バリバリの体育会系の「剛」のイメージ。。。
れいこさんは、ほんわか文化部系の「柔」のイメージ。。。
ショーの「Dreom Chaser」でのれいこさんが、
「柔」だけではなく「剛」をも持ち合わせ、掛け合わせ、自由闊達に楽しく歌い踊られており、
とても力強さいダイナミックなれいこさんを感じました
たま様の時に一番感動的だったショーの場面が、一人で踊られるフィナーレ。
特にあのくるくる回られるシーン。。。(あんまりれいこさんにそういうイメージなかったので・・・)
れいこさん
うわぁぁぁ~
くるくる回転してる
くるくるくるくる回転してる
くるくるくるくるくる回転してる
麗しのれいこさん、何でもできはるのね。。。
一人で舞い踊られるこの場面、ほんとに素敵で感動しました
同じような振り付けのシーンですけど、なんか見事に代替わりした瞬間を感じました。。。
お芝居のラストシーン
「もう、どこへも行くな」
いやいや、
お光ちゃんだけじゃなく、
観劇に行かれた方、ライブ中継・ライブ配信を見られた方々、全国のファンの皆様、
どこへも行きませぬ!!
行きませぬとも!!
ついてまいりますとも!!
他組に浮気しませぬ!!
(何の決意表明やねん、これっ)
約1年前、
「WTT」での越天楽のれいこさんの美しい祈りの舞。。。
鈴の音、太鼓の音、笛の音・・・
ウイルス封じ・終息祈願、疫病退散の御祈祷がじわじわと功を奏してきたのか、
少しずつでも確実に平穏を取り戻してきている世の中。
なんか良い形で新年を迎えれそうな予感。
新年を本拠地でのお披露目公演を迎えるれいこさん
2022年
新男役トップスターとして、
疾風怒濤の大爆発の予感
絶対、間違いない!!