『絶望図書館』(ちくま文庫)の
いちばん最後に、
「番外編 入れられなかった幻の絶望短編」
という文章を入れました。
これは、私がかつて読んで、
このアンソロジーに入れたかったのだけれど、
タイトルも著者も忘れてしまっていて、
入れることができなかった作品について、
「みなさんはこの作品ご存じありませんか?」
と問いかけた内容でした。
その問いかけに、
ありがたいことに、
多数の方から反応がありました。
中には、短編の中のコピーまで送ってくださった方もいて、
「ちがいます」とお返事するのを
なんとも申し訳なく思っていました。
この本の刊行から2年半、
ついにこの短編の正体が判明しました!
Twitterで、こういうふうに教えてくださった方がおられました。
https://twitter.com/catch__23/status/1263688830361595904
「絶望図書館」を読みまして、[閉鎖書庫 番外編]がとても気になったので、Twitterを検索したところ下記の投稿を見つけました。 https://twitter.com/DdNH26NMSXxPafB/status/1119832651504873473
阿知波五郎(楢木重太郎)の「墓」 著者のことは初めて知りましたし、作品のことで知っていたことは有りません。
それで、この教えていただいたツイートを見たところ、
どうやら、この作品で間違いなさそうです!
長年もやもやしていましたが、
ついに判明です!
そして、今、
さらに面白いことになっています!
この元のツイートをされていた、
瑣末亭(@DdNH26NMSXxPafB)さんが、
ご自身のブログで、
私が記憶で書いた短編のあらすじと、
実際の短編とのちがいを、
細かく検証してくださっているのです!
私の記憶の間違い、偏りが、あばかれているわけですが(笑)、
これがとっても面白いんです!
よろしかったら、お読みになってみてください。
現在、まだ途中までで、継続中です。
阿知波五郎「墓」(10)
https://samatsutei.hatenablog.com/entry/20200606/1591442420
阿知波五郎「墓」(11)
https://samatsutei.hatenablog.com/entry/20200607/1591527967
阿知波五郎「墓」(12)
https://samatsutei.hatenablog.com/entry/20200608/1591623873
阿知波五郎「墓」(13)
https://samatsutei.hatenablog.com/entry/20200609/1591697959
阿知波五郎「墓」(14)
https://samatsutei.hatenablog.com/entry/20200612/1591970645