【今週水曜日放送!】
9月12日(水)の午後11時半過ぎから、
「ラジオ深夜便」で
『絶望名言ミニ』の放送があります!
今回は「病気に関する名言 シオラン」をご紹介します。
http://www.nhk.or.jp/shinyabin/program/a3.html
こちらでお聴きいただけます。
http://www.nhk.or.jp/radio/player/
この『絶望名言 ミニ』のほうでは、あまり有名ではないけれど、じつはものすごく面白い人!というのもご紹介していきたいと思っていまして、今回がその第1弾、試しの放送です!
ご感想をお聞かせいただけると、大変ありがたいです。
こちらから、ぜひお電話かメールで。
シオランという名前は聞いたことのない人が多いかもしれませんが、ルーマニアの思想家で、最初に出した本のタイトルが『絶望のきわみで』。まだ若い時なのに、絶望しているだけでなく、すでに「きわみ」まで到達していている、すごい人です。
生涯、絶望的なことばかりつぶやいています。
その点はカフカと似ているのですが、カフカとまったくちがうのは、非常に攻撃的な絶望名言であることです。
カフカは、よくないのは自分と思っていますが、シオランは、自分も含め、すべてを罵倒し攻撃し、他の人だと口に出さないような、ああ、それを言ってしまうか!ということを言ってしまいます。
今回のシオランの絶望名言 は、昨年末のスペシャル番組で、言葉だけは既にご紹介しました。そのとき、オリエンタルラジオのお二人もとても興味を持ってくださったのが印象的でした。
ここで朗読をお聴きいただくことができますhttps://www.nhk.or.jp/radiosp/zetsubou/
今回、この言葉について、詳しくご紹介します。
関連して、リチャード・マシスン という作家が書いた『地球最後の男』や、落語の「一眼国」などのお話もします。
つたないしゃべりですが、13分くらいの短い番組ですので、よかったらお聴きになってみてください。
どうぞよろしくお願いいたします<(_ _)>