【今日から1週間!】
クリスマスの早朝に放送された、
NHK「ラジオ深夜便」の『絶望名言 ベートーヴェン』の
聴き逃し配信が開始になりました!
1月1日元旦の午後6時まで、
いつでも無料でお聴きいただけます。
こちらからどうぞ→
https://www.nhk.or.jp/radio/player/ondemand.html?p=0324_07_10704
晩年ではなく、20代後半からもう難聴になったベートーヴェン。生涯の大半の曲は耳が聞こえない状態で作曲されます。
番組の中でもお話ししましたが、私も難聴になったことがあり、「難聴はじつはうるさい!」ということを体験してとても驚き、ベートーヴェンへの同情と感嘆が何十倍にもなりました。
20代後半の難聴になった時期に作曲された、
ピアノソナタ第8番「悲愴」。
ベートーヴェンは曲にタイトルをつけるということをあまりしないのですが、この曲には「悲愴」というタイトルが…。
番組では美しい第2楽章をご紹介しましたが、第1楽章もどうぞ。
難聴になったときは、うるさくてうるさくて、文章もろくに書けませんでした。ああいう状態で、作曲するというのは、本当に想像を絶します。それまでは難聴というのは、無音状態なのだと思っていたので、本当に驚きました。何事も経験してみないとわからないものです。経験したくありませんが…。